アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Apr

26

2014

天使の降臨 (天使たちに守られて)

アラジンの魔法のランプ・・・。
ドラえもんのポケット・・・。
多少の機能は違うかもしれない。
でも、私がグリーンウェイランチに持つイメージには、
そんな言葉が頭に浮かぶ。

牧場には、必要な時に必要な人間、必要な動物、
そして必要な物が登場する不思議なところだと感じることがある。

グリーンウェイランチが今のようになるまで、
大まかな流れをブログに書く試みはしたものの、
それはほんの一部でいくら書いても書き尽くせない様な、
偶然の出来事の重なりでここは成り立ってきた。

ここはまだ完成されたわけではなく、
人の人生に例えるのであれば、
ちょうど小学校に入ったところという段階。
一人前になるには、これからまだまだ成長しなくてはならないが、
よくここまで育ってくれたと思う。


土地探しをして、ローンを組むのに銀行と掛け合っているときは、
起業ということに対して実感が湧かず、
私の中では理想と夢ばかりが大きく膨らんでいた。

いざ、工事が始まると乗馬施設を作る行程は、
毎日が厳しい現実と向き合うものになる。

牧場が徐々に形になっていくのを見る喜びはあったものの、
疲労と精神的ストレスで私は自分がボロボロになっていくような感じで、
建物が完成した時点でエネルギーは使い果たされ、
その先へ進む余力は、もうないだろうと工事のさなかに思った。

本来だったら起業する人は、
もっと綿密な計画を打ち立て、しっかりと周囲を協力体制に持っていってから
行動に移すのだろう。

ところが、私の場合はあまりにも唐突の出発。
しかも単独行動で、一緒に力を合わせて事を進める人もなく、
牧場建設の旅路は、あまりにも無謀な態勢のスタートだった。

それでも、立ち上げから早や8年が経過し、
カメのような遅い歩みで、グリーンウェイランチは、
ゆっくりと、でも間違いなく育ってきている。


怒涛のような騒ぎの工事以来、
初めて経験した動きのない静かな2013年、
私は、たくさんの出来事を振り返る時間を持つことができた。

そして、振り返りながら、
優しく澄み渡る青い空を眺めているような清々しい気持ちになった。

安らかな時間の流れの中で、馬たちが放牧地で草を食む景色を見たとき、
グリーンウェイランチが歩いた年月は奇跡のようだったと気がつき、
深い感慨に浸った。

その感情は、決して自分がやってきたことに対しての満足感とは違う。
牧場がまだ成長過程でも、ここまでに成れたという、
どこからか知れずにもたらされたサポートに対しての
感謝の気持ちが溢れ出たためだった。

一つ一つ、ここで起きたことを思い出すと、
なんと大勢の人たちの助力を受けたことか。
間接的に、そして直接的に助けられてグリーンウェイランチはここまで来ることができた。

何件も土地を見て歩いていたとき、ポッと灯台元暮らしのような感じで現れた今の場所。

海のものとも山のものとも分からない私を相手にしてくれた銀行の責任者。

大工が突然工事から身を引いた後に、日本から来てくれた2人の男性。
男性ならではの力でたくさんの大工仕事を手伝ってもらい、
最終工事を終わらせた。
それ以降、研修で訪れるのはいつも女性なので、これも不思議なめぐり合わせだった。

100_0052.JPG



scan0001.png


(写真の平山君は帰国後、九州阿蘇山のふもとで、「阿蘇うま牧場」という乗馬クラブを
立ち上げ、いつの間にかグリーンウェイランチに研修で来ていた女性とめでたくゴールイン!)
2011年2月14日のブログをご覧ください。http://www.greenway-ranch.com/blog/?id=211)


そして、ジミーおじさん。
グリーンウェイランチのことをとても親身に考えてくれる近所の農家さん。
ジミーおじさんは惜しげもなく、長いファーマー人生から得た知識を分けてくれ、
私がやりこなせない作業は手助けしてくれる。 

DSC01493.JPG


(バーン内で大きな乾草を動かす作業。これが簡単そうでなかなか難しく、ジミーおじさんについ甘えてしまう。)


それとジミーおじさんと同じように、祖父母の代からこの地域に住んでいるジョニー。
ジョニーは去年の秋口、馬房で作業していたら突然、ひょっこりと訪ねてきた。
隠居生活が退屈で、郵便局を退職した後は 「Handyman(便利屋さん)」
として自宅の近辺で水回りや電気関係の仕事をしていると、自己紹介をしに来た。

絶妙なタイミングで思わぬ助っ人の出現。
防犯用にバーンを照らす外灯を電気会社から供給してもらっていたが、
料金が高い割にはあまり明るくないので、
それをキャンセルして、バーンには直接入り口に外灯を取り付けようと考えていた矢先だった。

その作業をしてくれる人を探していたら、なんと向うから来てくれたのだ。
ジョニーには、入り口のほかバーン側面にももう一つ外灯を取り付けるのをお願いし、
母屋でショートして使い物にならなくなった天井のライトの交換も頼んだ。

3か所の電気工事が終わって、ジョニーに支払いをしようと金額を聞いたら、
「あんたは大丈夫だよ。いらないよ。 またなんかあったら電話しなよ。」
と意味不明なことを言いながら、工賃を受け取らず帰ってしまった。


日本から訪れた人たちや、地元の人たち・・・、
グリーンウェイランチを作って今までに巡り合ってきたたくさんの人たちを思い出すとき、
それと一緒に、あるイメージが心に浮かぶ。

それは、まるでここに来るそれぞれの人の上に天使が飛んでいて、
その天使が、グリーンウェイランチの上を飛んでいる天使と申し合せたように集まり、
一緒に出来事を楽しんだあとに、また別の場所へと移っていく。
そんな光景が見えるような気がしてならない。









2014/04/26 20:16:28 | リンク用URL

Apr

17

2014

フェイスブックに仲間入りしました。

1週間前に再来してくれた
津田さん指揮のもと
グリーンウェイランチはフェイスブックに参加しました。

DSC01186.JPG


(本人、どうしてもこの写真を使ってと言うので仕方なく。 顔が見えた方がいいのに・・・)



いまだにフェイスブックなるもの
違和感があってうまく使いこなせません。
それで、ここは若い者に任せることにしました。

わたしは、
グリーンウェイランチがフェイスブックで
成長していくのを
遠くから眺めて楽しむことにします。

グリーンウェイランチのブログとは違う
軽やかでとっつきやすい内容を
お客様や研修スタッフの手により
アップしていきます。

皆様もどうぞご自由に !
そして軽いのりでご参加ください。

100_1319☆.JPG












2014/04/17 2:22:58 | リンク用URL

Apr

16

2014

天使の降臨 (グリーンウェイランチへの道のり)

自分で作った牧場のことを言うにはおかしな表現だが、
グリーンウェイランチでは不思議なことがよく起きる
と感じたことがある。

楽な生き方を選ぼうと思えばできたのに、
なぜ自分が牧場経営の道を選んだのか、
そして、なぜそれが仕事としてはハードな馬相手なのか、
当の本人ですら分からないときがある。

そもそも、今やっていることが現実として起こりえたことも、
よく考えてみれば不思議だ。

事の始まりは、30年以上昔、初めて馬に乗った時だった。
それからさほど時間がたたないうちに
私の心には、自分の乗馬クラブを持ちたいという気持ちが密かに芽生え始めた。
それもまだ、馬にろくすっぽ乗れない様な時期のことだった。

乗馬クラブを持つという私の夢は、それから長い年月の間、
ぼんやり、漠然としていた。

それは、まるで砂粒のような小さな種で、
まだどのような植物になるのかも見た目には判断できず、
はたして発芽することができるのかさえ分からなかった。

種は見え隠れしながら私の中で存在はしていたが、
風に吹かれてどこかへ飛んでいきそうな時もあった。


私が育った家庭環境は、およそ馬とはかけ離れたものだった。
住んでいたところは都会で、私は普通に大学に行き、
卒業後はお決まりのコースで企業に就職するという、
平凡な生活を送っていた。

ところが、転機のきっかけになるようなことが、
OL生活を始めて間もなく訪れた。

会社が休みの週末に海岸を散歩していたら乗馬クラブを見つけ、
たまたま、立ち寄ったのが今思えば、
グリーンウェイランチに続く長い道のりへの一歩だった。

15年前に他界した父は、
やっと自分の娘が会社勤めをするまでに育って、
一般的なレールの上を無事に進むようになり、
肩の荷を下ろしたようだった。

ところが、それもつかの間、
あるきっかけを境に、馬に取りつかれたように夢中になっていく娘のありさまに、
あまり良い気持ちは抱かなかったようである。

私には、欲しいものや、やりたいことがあると
後先考えずに突っ走るところがあるので、
そんな性分を心配してのことだったと思う。

それを父から感じていたので、
馬社会で生きるという夢を持ちながらも、
私が生き方を変えることで、
年老いていく父を心配させたくなかった。

それに、私が勤めていた頃のサラリーマンという職種は、
まだ終身雇用的な考えがあり、安定していたのも理由だった。

ひんしゅくを買いそうだが、
仕事は楽だったし、収入は保証されていて申し分なかったので、
退職するのに二の足を踏んでいたことは事実だった。

馬にのめり込みながら、
会社に勤め続けた動機はほめられたものではない。

ただ、組織の中で得た知識や経験は、
牧場を運営していく上でとても役に立ち、
けして無駄な時間を過ごしたわけではないと今は実感できる。


冒頭で述べた不思議なことだが、
グリーンウェイランチ以前の、
それこそ乗馬の初体験をするずっと昔のことも思い浮かべると、
どうしても私には過去に起こったことが、
私をここへ導くための経過だったような気がしてならない。

このような感覚をどう表現してよいのか的確な言葉は浮かばないが、
牧場経営は自分が望んだため、
と言い切ってしまうには語弊があるような気がする。

ここまで来るには、
「馬が好きだから。 自分の夢だから。」
といった軟弱な理由だけでは、
実現しなかっただろう。

今まで、自分の身に起こった出来事、
自分が身を置いた環境、
巡り合った人たち、
巡り合った動物たち、
それらが全部一緒に統合された結果が、
グリーンウェイランチという場所になったような感覚が私から離れない。

そう気が付いたのが、
ちょうど牧場の作業の流れが自分の身に沁みこんで、
考えずとも自然に体が動くようになってからだった。

様々なことが滞りなく動き始め、
身体的には忙しくとも、
精神的には小休止をもらえて、
心が妙に澄んだ状態になった去年のことだった。

DSC00166☆☆.JPG







2014/04/16 1:39:15 | リンク用URL

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