アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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May

08

2020

みどりのThat's 録 (マスク物語・ウォルマートで)

ほんの数か月前のアメリカでは、
取るに足らない存在感の薄かった「マスク」。
それが今はどこを探しても手に入らないほど
品不足になっている。

牧場の仕事は埃っぽいので、ノドの弱い私は常時マスクをする。
ちょっとした日焼け防止にもなり
夏は顔の前をちらつく虫よけとして役に立つので手放すことができない。

ただ、コロナ以前のアメリカではマスクをすると奇異に見られるので
日本人以外の来客の時は、外すようにしていた。

ところがどっこい、
今はどこへ行っても誰に気兼ねすることなく
堂々とマスクを付けて歩けるので不思議に感じる時がある。

最初は新型コロナウィルスを楽観的に捉えていたトランプ大統領だったが
あっという間の感染者と死亡者数の増加で非常事態宣言が出され
感染予防の一つとしてアメリカ国民の意識がマスクに向いた。

牧場に研修生がいるときは、週に1回の割合で外出するようにしているが
自分一人の時は、よほどの理由がない限り牧場に籠りっぱなしになるため
世間で起こっている事を知るのにタイムラグが生じる。

今、グリーンウェイランチに滞在している研修生の園花さんは
このコロナ感染騒動が大々的に表面化する2月初旬に
1年のビザを取ってスルリと無事にアメリカ入国を果たせた。
本当にギリギリのタイミングで幸運としか言いようがない。

園花さんを迎え入れた直後からは、
コロナに関係する規制が次々と発表されて、
異常事態を痛切に実感するとともに
私たちは極力外出を控えるようにした。

そのような3月中旬に経験した出来事がある。
いよいよ食料の買い出しが必要になって
園花さんと一緒にスミスフィールドのウォルマートへ行った時の事。

スミスフィールドは小さな田舎街なので都会より感染予防に対する
人々の行動はほとんどないだろうと高をくくっての外出だった。

生き物管理の仕事柄、
馬とそれに従事する人間の健康維持には神経を使わなくてはならないので
私たちは、外出時もマスクをするようにした。

ただ、マスク姿に対してアメリカ人の持つ感覚を知っているので
大げさではなく、マスクをして人前に出る勇気が必要だった。

そんな訳で、どこから生まれるのか理解しがたい感情だったが
なにか悪い事でもしているかのように遠慮しながら店に入る。

アメリカ南部の保守的な感覚が強い人達の中で、
コロナ騒ぎの発端となった国から来た人間だと
勘違いされたくなかったからなのかもしれない。
私たちは、どう見ても東洋人だから・・・。

店の入り口で、いきなり呼び止められて内心ドキッとしたら
「そのマスクはどこで買ったの?」
と買い物が終わって店から出てくる男性に聞かれ、
まずあっけにとられた。

カートを拭くために、入り口に設置してある消毒液とペーパータオルを使っていたら
「移らないように私はこれをしてるのよ。」・・・と、
中年の女性が使い捨てビニール手袋をしている自分の手を
私の方へ差し出して見せてくれた。

店内を歩いていると、
マスクが買えなかったのか、バンダナで顔を覆っている人もいる。

(このような田舎でも・・・)と驚くとともに
コロナ感染への人々の危機感と、牧場では想像し得なかった店内のシーンから、
買い物が終わって車に乗りこむまで、
私の中には今まで感じたことのない緊張感が生まれた。




















2020/05/08 1:01:43 | リンク用URL

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