アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
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ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Apr

17

2014

フェイスブックに仲間入りしました。

1週間前に再来してくれた
津田さん指揮のもと
グリーンウェイランチはフェイスブックに参加しました。

DSC01186.JPG


(本人、どうしてもこの写真を使ってと言うので仕方なく。 顔が見えた方がいいのに・・・)



いまだにフェイスブックなるもの
違和感があってうまく使いこなせません。
それで、ここは若い者に任せることにしました。

わたしは、
グリーンウェイランチがフェイスブックで
成長していくのを
遠くから眺めて楽しむことにします。

グリーンウェイランチのブログとは違う
軽やかでとっつきやすい内容を
お客様や研修スタッフの手により
アップしていきます。

皆様もどうぞご自由に !
そして軽いのりでご参加ください。

100_1319☆.JPG












2014/04/17 2:22:58 | リンク用URL

Apr

16

2014

天使の降臨 (グリーンウェイランチへの道のり)

自分で作った牧場のことを言うにはおかしな表現だが、
グリーンウェイランチでは不思議なことがよく起きる
と感じたことがある。

楽な生き方を選ぼうと思えばできたのに、
なぜ自分が牧場経営の道を選んだのか、
そして、なぜそれが仕事としてはハードな馬相手なのか、
当の本人ですら分からないときがある。

そもそも、今やっていることが現実として起こりえたことも、
よく考えてみれば不思議だ。

事の始まりは、30年以上昔、初めて馬に乗った時だった。
それからさほど時間がたたないうちに
私の心には、自分の乗馬クラブを持ちたいという気持ちが密かに芽生え始めた。
それもまだ、馬にろくすっぽ乗れない様な時期のことだった。

乗馬クラブを持つという私の夢は、それから長い年月の間、
ぼんやり、漠然としていた。

それは、まるで砂粒のような小さな種で、
まだどのような植物になるのかも見た目には判断できず、
はたして発芽することができるのかさえ分からなかった。

種は見え隠れしながら私の中で存在はしていたが、
風に吹かれてどこかへ飛んでいきそうな時もあった。


私が育った家庭環境は、およそ馬とはかけ離れたものだった。
住んでいたところは都会で、私は普通に大学に行き、
卒業後はお決まりのコースで企業に就職するという、
平凡な生活を送っていた。

ところが、転機のきっかけになるようなことが、
OL生活を始めて間もなく訪れた。

会社が休みの週末に海岸を散歩していたら乗馬クラブを見つけ、
たまたま、立ち寄ったのが今思えば、
グリーンウェイランチに続く長い道のりへの一歩だった。

15年前に他界した父は、
やっと自分の娘が会社勤めをするまでに育って、
一般的なレールの上を無事に進むようになり、
肩の荷を下ろしたようだった。

ところが、それもつかの間、
あるきっかけを境に、馬に取りつかれたように夢中になっていく娘のありさまに、
あまり良い気持ちは抱かなかったようである。

私には、欲しいものや、やりたいことがあると
後先考えずに突っ走るところがあるので、
そんな性分を心配してのことだったと思う。

それを父から感じていたので、
馬社会で生きるという夢を持ちながらも、
私が生き方を変えることで、
年老いていく父を心配させたくなかった。

それに、私が勤めていた頃のサラリーマンという職種は、
まだ終身雇用的な考えがあり、安定していたのも理由だった。

ひんしゅくを買いそうだが、
仕事は楽だったし、収入は保証されていて申し分なかったので、
退職するのに二の足を踏んでいたことは事実だった。

馬にのめり込みながら、
会社に勤め続けた動機はほめられたものではない。

ただ、組織の中で得た知識や経験は、
牧場を運営していく上でとても役に立ち、
けして無駄な時間を過ごしたわけではないと今は実感できる。


冒頭で述べた不思議なことだが、
グリーンウェイランチ以前の、
それこそ乗馬の初体験をするずっと昔のことも思い浮かべると、
どうしても私には過去に起こったことが、
私をここへ導くための経過だったような気がしてならない。

このような感覚をどう表現してよいのか的確な言葉は浮かばないが、
牧場経営は自分が望んだため、
と言い切ってしまうには語弊があるような気がする。

ここまで来るには、
「馬が好きだから。 自分の夢だから。」
といった軟弱な理由だけでは、
実現しなかっただろう。

今まで、自分の身に起こった出来事、
自分が身を置いた環境、
巡り合った人たち、
巡り合った動物たち、
それらが全部一緒に統合された結果が、
グリーンウェイランチという場所になったような感覚が私から離れない。

そう気が付いたのが、
ちょうど牧場の作業の流れが自分の身に沁みこんで、
考えずとも自然に体が動くようになってからだった。

様々なことが滞りなく動き始め、
身体的には忙しくとも、
精神的には小休止をもらえて、
心が妙に澄んだ状態になった去年のことだった。

DSC00166☆☆.JPG







2014/04/16 1:39:15 | リンク用URL

Apr

03

2014

乗馬とPC

四月に入って、いよいよ秒読み段階になりました。
なにがって、言ってしまうと馬鹿げていて笑われそうですが、
この前買ったPCの操作をマスターすることです。

自分には今月8日までに、
古いPCでできていたことを新しいPCでもできるようにする、
という課題を投げました。

ところが、
新しいPCは、米国製でWindows 8.1。
今使用しているのは、日本製のWindows XP です。

今まで 新しいPCに変えるときは、
全てお膳立て(セットアップ)してもらっていたため、
「セットアップ」なる作業が必要なことさえ知りませんでした。
(どうぞ笑って下さい。)

私にはとても苦手なテクの分野。
おまけにいつまで経ってもPC初心者の域を越えられず、
飛ばなくてはならないハードルが目前にたくさん並んでいます。

Windows 8.1のスタート画面はこんな感じで、
開けたときは思わず、
「なに、これーっ!!」 で、
画面の変え方がまったく分からずパニックになるほどでした。

DSC01531.JPG



何十年も昔 馬を通して知り合った、
「テクの鬼」みたいな人の温かい指導を受ける機会に恵まれ、
今はやっと乗馬で言えば、三種の歩様ができるようになりました。

まだ、鞍付きが悪くて、
駈歩の時は、バタバタですが、
それもなんとかこなしている今日この頃です。

そして、
最近は毎日、何時間もPCの操作に明け暮れていたせいか、
乗馬とPCの興味深い共通点を見つけたのです。

目新しいWindows 8.1 の画面に慣れるために、
カーソルをあちこちでクリックしたり、
色々なソフトの操作手順を探っている感覚が、
馬を乗りこなす時の感じに似ていると思いました。

それは何かというと、
今までに身につけた知識や感覚を思い出しながら、
それらを応用して、新しい操作の仕方を見つけていく、
というような部分です。

積んだ経験を踏み台にしながら、
自分の使える限りの想像力を駆使して、
手探りで正解を見つけていく過程が妙に似ているのです。

相手が機械、一方では動物という対象の違いはありますが、
そう言った作業をするために使っている脳は、
対して変わりがないような、そんな印象を受けました。

PCと馬、どちらも複雑で、
あまりにも沢山のアプローチの仕方があり、
引き出しの数も多すぎる。
1つの事にこだわりすぎると先に進めなくなるけど、
誘導しだいでは気持ちよく反応してくれる。

そんなことを考えている内に、
PCをいじるのが楽しくなってきました。


PCの操作はできるけど、乗馬の上達はなかなか、と言う方へ、
初めてPCを操作したときの事を思い出して下さい。

起ち上げた画面から、別の画面へ移動するとき、
カーソルをどこへもっていくのか探すのに時間がかかったり、
マウスをクリックするのにぎこちなかったり、
という時があったはずです。

それは、PCの操作をくり返しやっていく内に考えなくてもできるようになったはずです。
乗馬も同じで、鞍数を重ねていくと考えずに体が対応できるようになります。

あとは個人が持つ、感性の問題ですが、
それは何かのヒントになれば幸いと、
今後も「メンテナンス」のブログで書いていきたいと思います。

まずは、私は新しいPCを手の内にいれられるよう、
努力したい所存です。







2014/04/03 1:06:05 | リンク用URL

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