![アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ](../img/head.gif)
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20
2016
今回のブログも前回の(メンテナンス 5)に引き続き、
馬の肩のドロップに関係したことに触れてみたいと思います。
レイニングホースのメンテナンス運動をする時、
ワンハンド、ルースレーンで拳を馬の背峰の真上に保ち、
左右に拳を動かすことなく、ラージサークルとスモールサークル、
Uターンやストレートラインなどの図形を馬場に描いてみてください。
この時馬は、
乗り手がガイド(ポイントしながらの誘導)する方向へ自由自在に動き、
回転時は内側へ倒れ込んだり、外側へ膨らんだりせず、
またストレートラインでは真っ直ぐ進んで行くようであれば、
馬の肩のドロップに関して心配する必要はないと思います。
(右へサークルをしています。 拳は背峰の真上でも綺麗なサークルを描けるときは、
馬がバランス良く走っているというのが分かります。)
馬の肩のドロップを防ぐために、
馬の頭を内側へ向ける運動や、横の運動を長時間する人がいますが、
必ずしもレイニングには向かないような気がします。
レイニングは馬の前進気勢、
つまり、元気よくリズムに乗って馬が動くことがとても大切です。
馬に過度な柔軟運動をすると日本語で的確な表現は分かりませんが、
英語だとWigglyな動きをする馬になる可能性があり、
また前進気勢も損なわれます。
グリーンウェイランチを起ち上げるまで、
私は3カ所の牧場でレイニングホースの調教を見る機会がありました。
そこのオーナートレーナーのもとで何ヶ月何年の単位で自分も馬に乗り、
レイニングホースが仕上がっていく過程を見ましたが、
日常で彼らが馬の横の運動に重きを置いている所を見たことがありません。
もちろん彼らは調教中に馬がハミに譲る、乗り手の脚やレーンのタッチに譲る
ということを徹底的に教えることは怠りませんので誤解のないようにしてください。
レイニングホースの乗り方や調教方法はトレーナーにより様々ですが、
ここでは、私がもっとも簡単な方法と思うものを紹介しています。
騎乗時に馬の動きをみる(テストする)ときに、
乗り手が必ず行って欲しいのは、
レーンを持つ拳が、馬の背峰の真上にある状態で騎乗するということです。
馬場の上で角度をつける回転運動の時、
例えば、ラージサークルからスモールサークルへのガイドインや
Uターンの動きであっても、
乗り手の拳は背峰の真上から進行方向へわずかしかずれない状態で
馬がちゃんとガイドされていることが大切です。
馬をガイドするときに手綱を大きく使わなくてはならない場合は、
馬の肩がドロップしている(アライメントがちゃんとしていない)のと、
乗り手の脚が十分使われていないことが原因と考えられます。
仕上がっているレイニングホースが崩れる一つの大きな原因として、
次のことがあります。
レイニングホースはレーンの軽いタッチで動くように調教されるため、
乗り手が運動中に必要以上に拳を左へ右へと動かすとそれに反応して
馬がフラフラと動くようになってしまいます。
原因は、乗り手が脚を使わず拳の指示のみでガイドするためで、
その結果として馬を振り回し、馬は正確な姿勢をとりながら運動しなくなります。
上記のような乗り方(馬をガイドするときに拳で振り回す)は、
レッスン中によく見受けられる乗り手の動作です。
メンテナンス運動をするとき、
乗り手はしっかりと脚を使うことを目指すのも良いかと思います。
ぜひ、普段の何気ない運動でも乗り手はきちっと脚で馬を前に出し、
リズムに乗った運動を心がけてください。
レイニングホースに乗る時の楽しみは、
スピンやストップ、早いサークルなどスリルのある動きということもありますが、
馬のアライメントに気を配り、着実な運動をさせることに面白さを感じられるようになると、
馬の調教崩れはかなりの確率で防げます。
私が、しばらくレッスンに使った馬の再調教をする時に、
レイニングホースの崩れていく過程がよく分かるので
今回のブログの内容となりました。
レイニングホースに限らず、
乗馬するときに脚を使うというのはとても大事なことです。
この次に乗馬するとき、拳より脚の方を意識してみてください。
馬との意思疎通がより良くなること請け合いです。
2016/01/20 2:53:03 | リンク用URL
Jan
16
2016
グリーンウエイランチで飼育している馬には2種類の乾草を与えている。
一つはこの地域で育つコースタルバミューダで砂地を好み、
いく度かブログに登場してもらっているジミーおじさんが育てているので入手は簡単。
ところが、もう一種類のアルファルファという栄養が豊富なマメ科の牧草は、
この地域では育たず遠くで生産されるのでいつも手に入れるのに苦労する。
車で30分ほど走ればフィードストア(動物の餌を売っている店)で買うことはできるが、
アルファルファは長距離輸送で来るため決して安い牧草ではい。
中間に販売店が入るとさらに値段は高くなる。
アルファルファ購入に際して、
フラットトレーラーを牽引して牧場とフィードストアを往復することや、
牧場に到着してからの積み下ろしなど女性には厳しい作業も伴う。
私は、アルファルファ購入にまつわる面倒な内容をクリアするのに、
産地から直接仕入れることをずっと考えていたものの、
そうするにはいくつかの問題点もありずっと二の足を踏んでいた。
まず、産地に注文するとバカでかいトラックで大量に輸送されてくるため
クオリティーの良い牧草を出荷し、それにまつわる連絡ごとをちゃんとするなど、
信頼できる農家さんを見つけなければならない。
届いた乾草がカビていたり、他の草や石などが混じっていると厄介なことになるからだ。
それに、注文したアルファルファを一緒に買ってくれる人も必要だった。 ・・・というのも、
トラック1台の積載量がグリーンウエイランチで飼育している馬の頭数に対して多すぎるし、
バーンには保管するスペースがないのと、一度に支払う金額が高価であるため。
そしてもう一つの問題は、晴れてアルファルファが牧場に届けられたとしても
運搬するトラックの全長が長くて牧場の入り口でターンしきれないのだ。
そのような問題を解決するために去年の秋ごろからずっと模索し続け
やっとアルファルファの生産農家さんと、
トラック1台分のアルファルファを一緒に購入することを
快く引き受けてくれる人を見つけることができた。
最後に、大型のトラックトレーラーが
牧場へ侵入可能にするため入り口を拡張しなければならない。
それにはディッチという大雨が降った時に水を逃がす溝を埋める必要があり、
12月中旬に、Department Of Transportation という政府の機関に連絡を入れた。
この機関は、コンクリートのパイプをこちらで買えば無料でパイプを接続し埋めてくれる。
毎年支払う税金はこのようなところに役立っているのだと思ったら、
まんざら悪い気はしなかった。
そして待つこと1か月近く経った1月12日、午前8時過ぎから1時間半かけて
1本1.2メートルのコンクリートパイプを3本埋める作業が終わった。
一日千秋の思いで待ったこの記念すべき日に、
その一部始終を写真におさめながら作業を見学させてもらった。
重機をまるで自分の体のように動かす運転手の技が素晴らしくて、
アルファルファ購入劇の最終段階に入った喜びとともに、
私の感動に輪をかけたハッピーな1日だった。
重機で先に買っておいたコンクリートパイプを運ぶ
両面通行の道路を規制しながら作業は行われた
掘って整えたディッチにパイプを入れ既存のパイプと接続する
砂利が入った土を降ろし踏み固めて終了
お疲れさまでしたー
2016/01/16 0:28:11 | リンク用URL
Jan
09
2016
これからしばらく、「ホースセンス」というタイトルで、
馬と接する日常からハタと気が付いたことをブログにしていきたいと思います。
ホースセンス(horse sense) は和訳にすると(日常的な)常識、あるいは俗識、
英語では common sense と辞書に書いてあります。
「horse sense」 は、そのまま直訳すると「馬の感覚」といった意味合いにもなります。
私には、この言葉の語源はホースマンから出たもので、
馬たちと暮らしたホースマンが、実に理にかなった馬の習性や学習能力を見て、
common sense と同じ意味を horse sense という言葉として表現したような気がします。
さて、今回のブログはそのホースセンスにまつわる内容です。
新年のご挨拶の時に使った「いつやるの? 今でしょ!」という昔の流行語ですが、
実はこれに秘められている哲学?は乗馬にも十分通用するため、
今回も同じサブタイトルにしました。
乗馬をされる方は、まだ初心者のころに馬にバカにされた記憶はありませんか。
馬は実によく人の行動や感覚(感情)を見る動物です。
特に競技馬として教育を受けた馬は、人に対してとても集中するようになります。
競技馬の乗り方を熟知している人には乗りやすいと感じますが、
逆に教育を受けた馬への対応の仕方を知らない人には難しくもなりえます。
それはどういうことかというと、
人に集中するという習慣をつけた馬は、わずかな指示で動くようになっています。
音声に対する反応はその最たるものです。
また、乗り手が馬の好ましくない行動をそのままにしておくと、
素直に動いていた馬が、かなりの確率で言う事を聞かない馬へと変貌します。
でもこの変貌は、ただ人の指示に馬が耳を傾けたため結果として生じたものなのに、
まだ経験が浅い乗り手の場合はそれが理解できません。
そのような状態を防ぐために必要となるのが指導者です。
私が思う指導者の役目は、レッスン中に人と馬の関係を良好に保つということです。
例えていえば (人と馬の間に立つ)通訳のようなものです。
グリーンウエイランチでは乗馬レッスンをするとき、
乗り手が初心者であっても、他の馬に先導させてそのあとをついていく部班方式はとらず、
人と馬の一対一の関係作りを重視しながらレッスンを進めます。
レッスンの相手には仕上がったレインニングホースを使います。
年齢的にも熟していて安定している上、乗り手の指示に忠実だからです。
ところが、忠実でいるのはあくまでも人馬の呼吸が運動中に合い続けた場合なのです。
その人馬の呼吸のタイミングを合わせられるように計るのも指導者の役目で、
その役目を上手にこなすとレイニングホースをレッスンに使っても、
馬のクオリティーを損なわずにすむことができます。
私がレッスンするときは、かなり重点的に馬の動きに注目しながら行います。
馬の動きから判断して手綱、脚、姿勢などをいつどのように使うべきか声をかけるわけです。
乗り手が馬の動きに遅れないように、
けれど先走りしないようにタイミングを計りながら声をかけます。
とてもタイミングが重要で、
乗り手に指示の声をかけても 「いつやるの?」という様子がある場合は、
「今でしょ!」 となってしまうわけです。
そうしないと乗り手の指示が馬に対して意味をなさなくなるからです。
(バカになんかしてないよー、ちゃんと言う事は聞いてるからねー、ブヒヒヒィ〜)
2016/01/09 7:14:52 | リンク用URL
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