アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

2020.May

Sun

Mon

Tue

Wed

Thu

Fri

Sat

     

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

Backnumber

Image Index

みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのビフォー) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのビフォー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのビフォー) みどりのThat's 録 (マスク物語・10年前の思い出) みどりのThat's 録 (マスク物語・10年前の思い出)
みどりのThat's 録 (コロナとグリーンウェイランチ) ジョイのつらつら日記(コロナ以上の騒ぎ!) ジョイのつらつら日記(コロナー!)
ジョイのつらつら日記(新しい研修生) ジョイのつらつら日記(何かが起こってる・・・) ジョイのつらつら日記(大脱走2回目〜!)
ジョイのつらつら日記(大脱走2回目〜!) ジョイのつらつら日記(大きい耳は聞こえ方も違う?!) ジョイのつらつら日記(カーリ〜)
ジョイのつらつら日記(カーリ〜) ジョイのつらつら日記(ノエミ姉さん) ジョイのつらつら日記(あらためまして・・・)

Jul

22

2018

暑中お見舞い申し上げます。(馬編 1)

「暑い、暑い、アッツ〜イ!!」
日本から届く第一声のほとんどです。

関西の地震に始まり、豪雨、そして連日猛暑の現在、
自然がもたらす度重なる災害で、息つく暇がない日本。
いくら遠く離れていても対岸の火とは思えない気持ちでいます。

今までにないような猛暑の中で過ごされている皆様にお見舞いを申し上げるとともに、
今回は、様々な乗馬施設で生活し活躍している馬たちのために
少し書かせていただきます。

予断ですが、
ブログを書くたびに長い文章になってしまい申し訳ないと思っています。
よって、このブログは2回に分けて投稿しますのでよろしくお願いいたします。

DSC01413.JPG



馬はペットとして身近で飼われている動物と異なり、
痛い、つらいが表情に出にくく、人には彼らの体調変化が
分かりにくい部分が沢山あります。

それは馬が被食動物という立場ゆえの本能だとも言えます。
自然界では、肉食獣は捕まえやすい幼獣、病気やケガで弱ったものを狙うので、
被食される側は肢に怪我をしていても歩き続け、
体調が悪くてもゴロリと横にならないのです。

最後の最後までどうしようもなくなるまで、弱ったところを見せず
動き続けるというのが、彼らの生きるための本能だからです。

人間の飼育下においても、
このような習性 本能を持つ馬なので、
体調がすぐれない時にそれを人が察知するのはなかなか容易なことではありません。

そこでグリーンウェイランチでは、
酷暑の夏の馬管理で、どういったことに気を付けているか綴ってみたいと思います。

一番良いのは人も同様ですが、
健康である状態を夏でも維持させることです。

高温の中での運動は控え、もし運動せざるおえない時は、
汗のかき方、呼吸の状態に気を配りながら行います。 

頭までビッショリ汗をかき、呼吸が荒くなるほどまでの運動は絶対避けるべきです。
また、たとえ下馬し体を洗った後になんでもないように見えても、
必ず体のどこかに疲労や機能障害などをもたらす原因を作るため、
運動量と内容にそった休息を与えるのはとても大事です。
 
人がさほど暑くないと感じる日でも、
馬はパッドと鞍によって体温がこもる部分があります。
人を乗せた場合に使うエネルギーは裸馬の時とは全然違うので、
1馬力の凄さをこの状況では過信しないほうが良いでしょう。
 
もし馬場が太陽光で熱せられていれば、騎乗者より地面に近い馬は
より高温にさらされるため、この点も考慮に入れなければなりません。

とはいえ、各乗馬施設によって諸事情があると思います。
どうしても調教しなくてはならない、
あるいはお客様の指導をする必要があるといった場合には、
馬の体に負担がかかりにくい運動を選んだり、指導方法を工夫するのも良いと思います。

当牧場では、レイニングというウェスタン馬術を主体に馬の調教を行っています。
レイニングの競技は駈歩で行われるので、調教も駈歩の頻度が高いですが、
常歩、軽い速歩で馬に教えられることは沢山あります。

また、お客様がみえた場合のレッスン内容ですが、
このような時にこそ、ゆっくりとした運動の中で
普段できない様な馬についての会話をするのも良いと思います。

いつもは指導者の号令によって馬を操作されているお客様ならなおさら
今まで知らなかった馬についての内容に興味を惹かれ、
それは馬に対しての更なる興味と理解へつながるのではないでしょうか。

次回は体調を崩したときの馬が出すサインについて書いてみたいと思います。







2018/07/22 0:45:10 | リンク用URL

Page Top