アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Jun

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2015

みどりのThat's 録 (猛暑・朝の騒動)

毎日、天気予報の予想気温を上回るような厳しい夏日が続行中。
ちょっと異常な6月だ。
そんな中、また仔馬が騒動を起こしてくれた。

1日の最初の仕事として、
繁殖牝馬たちにグレイン(ペレット状の餌)と牧草を配った時のことだ。

餌は2輪車に積んで運ぶが、
その取っ手を修理するために張り付けたガムテープがわずかに剥がれかかっていた。
チビはなぜかそのガムテープの剥がれかけている部分に興味を示したことがあった。

私が2輪車から餌を降ろしていると、
いつの間にか来ていて、小さな口で取っ手をまさぐりその感触を楽しんでいる。

数週間前は顎の力も弱く、歯が生え始めていたものの軽くくわえる程度だったので、
チビが取っ手に近づくとそれ以上の事はしないようにそっと追い払っていた。
しばらくしたら飽きたようで、2輪車にはいつの間にか何もしなくなっていたのだが・・・。

今朝のチビは違った。
ビリビリっと音がするのでそっちを見ると
見事に10センチほどガムテープを引きちぎり、それを食べようとしている。

「あああぁー、ダメ!それ食べちゃダメよ!」
予期せぬチビの行動に慌てた私は、
まだ口からはみ出しているガムテープを掴もうとしたものの、
さっと身をひるがえされ手は空を掴む。

逃げたチビは、今度は私の真正面に立ち人の顔を凝視しながらモグモグ。
なんか得意気ですらある。
これ以上近づくとまた逃げるぞと言わんばかりに
立ち尽くしクチャクチャ、モグモグと何回も咀嚼している。

「ねっ!ねっ!ベタベタしていて美味しくないでしょう。ペッて出しちゃって・・・、お願い!!」
と懇願するような気持ちでチビに声をかけた。

捕まえられるものなら羽交い絞めにして口をこじ開けガムテープを取り出したかったが、
それは無理な話。

もう飲み込んだのか、それともガムテープはまだ口の中にあるのか、
私の心配をよそにずいぶんと長い間口を動かしながら、
今度は乾草を数本食べたかと思うと、次は母馬のおっぱいを飲んでいる。

あれから7時間が経過し、度あるごとにチビの様子を見ているが今のところ異常なし。
どうかこのまま何事もなく、立派なボロ=う〇ちに交じって外へ出てきますように。

DSC02113.JPG


カメラにも息でレンズが曇るほど近づくのに、顔を触られるのはまだ嫌がるチビです。








2015/06/22 2:37:01 | リンク用URL

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