アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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May

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2014

本物への道〜ショーイングのオーラ (津田綾)

今回のグリーンウェイランチ来場時の目玉行事が本場での競技会観戦。
そして先日「Calolina Classic Derby]の観戦に行きました。
ドキドキ、ワクワクで当日は早く目覚めてしまいました。

この競技会に行く前からみどりさんからは「競技会観戦のレポートをブログに書くように。」と言われていたので、
「どんなものかじっくり見なくては!」なんて意気込んでいました。 
が、いざ現地に到着すると、メインコロシアムは大きくて立派で、中にはたくさんの観客席。
練習馬場も大きな覆い馬場。厩舎も何棟もある。
それを見ただけで舞い上がってしまいました。

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その日はプロクラスが夕方から開始されました。
勝った人馬は153点。2位は151点。それ以降は148点前後が均衡していた。

何人馬かを見ていき、私なりに感じた点数の伸びる馬のポイントは、スムーズでリラックスしていて、メリハリがあること。

当たり前と思われるかもしれないけど、勝負を挑みながら1つ1つのマニューバ、もっと言えば1歩1歩の肢さばきに注意しながら、このポイントを押さえているかがどれだけすごいことかを肌にとって感じた。

ある馬は技の1つ1つはキレがあるのに、馬自身から鬼気としたものを感じたり、またある馬は技と技の間が落ち着かない感じであったりして、そんな馬は点数が伸びていなかったことが印象的だった。
それと、勝負に挑むというライダーの気持ちもものすごく肌身に感じた。

このプロクラスの前のクラスはユースのクラスだったが、日本のプロも顔負けのショーイングだった。
ユースクラスだからと言って手加減はなしの真剣勝負。

みどりさんは競技会に出ていたころは他人と競う気持ちは無く、馬がショーイングでどれだけ良い結果が出せるかだけを考えて挑んでいたと言っていた。
その気持ちがどのライダーからも感じられた。

「私の馬を見て!」「私の馬に良い評価をちょうだい!」そんな気迫のこもったショーイングをプロでもユースでもしている。
私が見てきた日本のショーイングはミスを恐れて勝負に出ずに無難にまとめようとしていたり、反対にライダーが気合を入れ過ぎているのか、頑張らせようとしているのか馬がいらいらしてしまったり、怯えたように萎縮してしまったりしているように感じることが多い。
馬からもライダーからもワクワクするものが感じられないのだ。

今回の競技会での点数が伸びる人馬と伸びない人馬の私の個人的な率直な気持ちを言えば、その馬のショーイングを見てワクワクするオーラを出せるか出せないか。
そこが一番のポイントなのかもしれない。

馬がリラックスして、自ら楽しむようにマニューバをこなしていき、ワクワクしながらショーイングする。 
その人馬のワクワクのオーラが見る者にも伝染したとき、良いスコアが出るのだろう。
このオーラはここでしか味わえない。 
この現地でしか味わえない。

私自身がこのオーラの感染源となって日本のウェスタン界に伝染させたいと思う。 
私一人ではまだまだ力不足なので、もっともっとみんなが身をもって本場の競技会の雰囲気を味わい、オーラを感じ、感染して、日本での感染源がもっと増えたらと思う。

いつか私も本場のプロにも負けないオーラを出したショーイングをしたいな!

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2014/05/25 8:15:44 | リンク用URL

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