![アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ](../img/head.gif)
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2014
昨日、久しぶりに競技会の観戦に行ってきた。
Paid Warm up も含めると、5日間に及ぶ大きなレイニングの大会だ。
グリーンウェイランチから車で1時間半北に位置するウィリアムストンという小さな町にある
Senator Bob Martin Eastern Agricultural Center という競技場で、
キャロライナ クラッシック ダービー が行われた。
ここは町自体は小さいけれど、競技場は使い勝手の良い立派な施設が作られている。

今回は絶好のタイミングで日本から2人の研修生が来ていて、
アメリカのレイニング競技を観戦してもらう良い機会だと思いみんなで出向いた。
馬関係で渡米して15年、学生時代も含めるともうすぐ20年になるアメリカ生活から、
油断するとアメリカ感覚に染まりそうな自分に気付き、たしなめる事もある今日この頃。
私には日本人である誇りをいつまでも持ち続けたいという気持ちがあり、
どこに行っても日本人の礼儀正しさや人を思いやる感覚を大切にしたいと思っている。
ところが長く日本を離れると、私が感じる日本や日本人というのは、
15年前、渡米した時分の記憶の中だけにしか存在していない印象を持つ時もある。
そんなわけで、
私は日本から人が訪れると懐かしさ半分、興味半分で
今の日本を体感したくてわが祖国の現状を知るべく色々な質問をする。
余談になってしまうが、この前話を聞いて少し驚かされたのは、
「ゆとり教育」を受けた若い人たちの傾向だった。
「ゆとり教育」という言葉そのものはどこかで聞いたことがあるような気がする。
しかし、その教育方針?がどのようなもので、どんな結果をもたらしたのかは全然知らずにいた。
この「ゆとり教育」は長くは続かなかったらしいが、
もしその世代に育った若い人に会うようなことがあったら、
きっと外国人と接しているように感じるのかもしれない、などと思った。
さて、いつもの脱線劇は横において、
競技会観戦に一緒に行った津田さんには、あることをお願いした。
グリーンウェイランチのブログでぜひ彼女の目線で見たアメリカのレイニングについて、
感想を書いて欲しいと伝えてある。
今の日本のレイニング状況がよく分からない私には、
津田さんのように日本のウェスタン乗馬社会に身を置いて、
そこでの経験がまだ新鮮な人の感覚を持って、
アメリカのレイニングを感じることはできないからだ。
グリーンウェイランチには、立ち上げ理由の一つとして掲げた大きな目標がある。
それは、この牧場がいつの日か、
日本人が育成、調教したレイニングホースで、
日本人選手によってアメリカの大会に挑んでいくという、
そんな夢を実現させる場所となることだ。
これは長いプロセスとなるであろう。
もしかしたら、私だけがこの夢でカッカと燃えているだけで、
同じこころざしを持つ人は集まらずに実現しないで終わるかもしれない。
そうなったら、それはそれでよし。
けれど、なにも行動に移さず夢ばかりを語っている気持ちはさらさらない。
そこで、毎日牧場の作業に追われている津田さんには、
また一つ宿題が出るわけで、申し訳ないと思ったが、
アメリカのレイニング競技を見て、彼女が感じたものをぜひ書いてもらいたいと思った。
そのような作業はとても地味だが、
グリーンウェイランチに課した目標実現に向かって、
また何歩かの歩みになると期待してのことだった。
私自身も津田さんの考えを聞きたいし、
彼女の思いをブログ読者にもシェアしていただきたく、
次回に続くブログを彼女に託すことにした。
また余談。
昨日の競技会のジャッジとして訪れた中に懐かしい人がいました。
もうかれこれ17年くらい前に日本で行われたレイニング競技会で私が通訳を務めたとき、
ジャッジ、及びクリニックの講師として訪れたアレンミッチェルと再会。
その時のことを2013年9月13日公開のブログに書いてあります。
「肩のドロップ?? (メンテナンス5)」
http://www.greenway-ranch.com/blog/?id=344
アメリカでは、選手とジャッジの接点を避けるために、
遠くからジャッジを呼ぶためアレンとは日本の競技会以来話をしていないのと、
17年前のそのころ、私自身がレイニングにはまり始めたときだったので、
なにか面白いめぐり合わせのように感じて、ちょっとワクワクしてしまいました。
2014/05/18 22:31:03 | リンク用URL
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