アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

2025.November

Sun

Mon

Tue

Wed

Thu

Fri

Sat

      

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

Backnumber

Image Index

みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Jan

08

2014

ローラーコースター Winter

1月7日、朝の気温 −11°C。 体感温度は −15°C。
日中は、−5°C までしか上がらなかった。
これはニュースの時間に、しつこいくらい天気予報が伝えていた情報だ。
そして学校はこの寒さのため、今朝は2時間遅れで授業が始まった。

ここノースカロライナよりずっと北の方にある
ウィスコンシン州、ミシガン州、イリノイ州やニューヨーク州など、
大きな国際空港がある地域が大雪に見舞われたため
6000もの飛行機の便に乱れがあったそうだ。

幸いにもグリーンウェイランチでは、
この厳寒のお天気で目覚めた、今朝は快晴。
気温は記録を更新した寒さだったらしいが、
冬だからそんな事もあるだろう、と思えた。

DSC01491.JPG


(今朝の水桶。 氷の厚さは5センチ以上でした。)


ただ、特筆したいのは、私がいままで経験をしたことがないような、
昨日の気温の変化だった。

きのうは、朝からこの時期にしては珍しく17°Cもあった。
ところが、普通だったら昼にむけて気温が上がるはずなのに、
太陽が昇ると共にどんどんと急降下。
夕方には氷点下になってしまった。

まるで冷蔵庫のドアを開けたような勢いで、
気温が変化していったのにはビックリした。

携帯には水道局から、水道管の凍結防止についていくつかの指示が入り、
「これはただ事ではない」、と改めて気が引き締まった。

数ヶ月前に乳離れさせた昼夜放牧の仔馬のことが心配になり、
他の牧場ではどうするのか聞いてみようと思ったが、
豪雪とでも予報がない限り、間違いなく普段どおりの管理をすると思い、
ここもいつもと同じようにすることにした。

それに放牧地には、出入りが自由にできる小屋も建ててあるから、
そこで寒さをしのぐくらいの知恵はついているはずだ。

そして今日の朝、
大丈夫と思ってはいたが、朝の飼い付けの時には、
外で夜を過ごした馬たちの様子に気を付けながら放牧地を回る。

餌を積んだ二輪車をゴロゴロと押して放牧地のゲートにたどり着くと、
馬たちの様子がいつもと違って変だった。
普段は、「ごはんだ、ごはんだぁ!!」と
嬉々として小走りするのが、今朝は元気がない。

急激な気温の変化と、慣れない寒さで体の具合を悪くしたのかと一瞬ドキッとなったが、
少ししてその理由がわかり、ホッとして可笑しくなってしまった。

馬たちがおとなしかったのは、
2,3日前に大雨が降ったとき、雨でぬかった地面が馬の足跡ででこぼこになり、
それがそのままコチコチに凍結したからだった。

どうも、そのでこぼこが足の裏に響くらしく、
跛行しているようなぎこちない歩き方になってしまったようだ。

それにもまして、もっと笑わせてくれたのが繁殖牝馬の親分、モールで、
水たまりに厚く氷が張ったところへ、うっかり4本の足全部を踏み入れてしまって、
にっちもさっちもいかなくなったのだ。

初めてアイススケートを経験する人みたいにヘッピリ腰で、
つるつると滑る地面にどう対応していいか分からず困った様子。

転ばないように、小さな歩幅で注意深く一歩一歩進むものの、
それでも足を踏み出すときに「ツルッ、ツルッ」と滑ってしまい、
モールは真剣な顔をしている。

いつもなら2歩ほどで移動できる距離を、時間かけてやっと脱出できたときの、
モールの様子・・・、ホッと体から力が抜けたのがハッキリと見て分かり、
また笑ってしまった。

さすがに年の功だけあって、落ち着いて急場に対応してくれたから良かったが、
地面が滑るからと慌てるような馬だったら、思いっきり転倒だ。

表に出たとき思わず「さむ〜〜」と言ってしまうこんな冬の日も、
たまには楽しいと思ったが、
ついこの前のブログで、日中の気温26°と書いた記憶があるので、
やっぱりこの冬は、変なお天気模様である。

ちなみに予報では、
明日から気温は上昇していき、今週末は20°C近くになるそうだ。

DSC01511.JPG


(明日は晴れみたいで、夕焼けがきれいでした。)






2014/01/08 12:03:55 | リンク用URL

Page Top