アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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2013

ファミリーピクニック

約2週間前に、ここ数年やりたいと思っていた事が実現した。
それは何かというと、馬を使ったイベントだった。

牧場を開いて以来、何かイベント的な事をやりたいと思いつつ、
日頃の忙しさと不十分な状況を言い訳に、ずっとその思いを頭の隅に追いやっていたが、
チャンスは意外なところからやって来てくれた。

サザンブリッジインターナショナル(SBI)というノースカロライナの日本人をサポートする非営利団体が、
グリーンウェイランチを会場にして「ファミリーピクニック」と名付けたイベントを企画してくれたのだ。

https://www.facebook.com/SouthernBridge

他力本願的な運びだったが、あれよあれよという間に私の長年の夢は現実になった。

当日は、今まで来たことがないような数の人達が集まり、
天候にも恵まれて、BBQやヤードセール、乗馬で盛り上がり大成功だった。

DSC01451.jpg



今回のことで感心したのは、SBIのキュレーターをしている日本人女性、
英子さんの行動力だった。

やはりSBI企画の「ブック&カフェ」に久しぶりに出向き彼女と再会したとき、
英子さんは私の顔を見るなり、
「そうだ!みどりさんの所でイベントをやろう!」
その一言で「ファミリーピクニック」は、Goの形で動き出した。

その時の英子さんの勢いを見て、
ボケーッとしている自分の頭を、ポカッと叩かれたような感じがした。

私は牧場という小さな環境でせっせと働いてはいるが、
外部に向けての行動が酷く欠けていると、英子さんから気づかされた。

自分で言うのも変だが、
直接馬に関係する作業や、牧場のメンテナンスは、よくやっていると思う。
ところが、馬達と牧場を支えていく上で大切な、
ビジネス感覚というものが欠落している・・・、と今頃になって自覚したのだ。

そう言えば、
最初のブック&カフェに顔を出したときも、英子さんが、
「馬の牧場を経営している、みどりさんです。」
と集まった人達に紹介してくれたのに、名刺を持ち合わせてなくて、
「もう、みどりさんは本当に・・・(と呆れた様子で)、宣伝する気はないの。」
と怒られる始末。

こんな私のこのずっこけ部分は、思い起こすと他にもワッサワッサと出てくる。

まず、グリーンウェイランチのホームページである。
乗馬施設として内容が整い始めた2008年、
日本の友人から1本の電話があった。
「みどり、私の友達がHPを作る人を知っているから、そろそろ作ってみたら。」
そんな彼女の勧めでHPを公開するに至ったが、
もし、お尻をたたかれずにいたら、今でもHPはなかったかもしれない。

それから後も、晴れてHPができたまでは良かったが、
私はほとんど活用することがなかった。

そこへ研修で訪れた、生粋の浜っ子さんが
不精な私に代わって、2年間日本へ帰国した後もブログを書き続けてくれ、
グリーンウェイランチを前に押し出してくれた。

100_1315.jpg



彼女の優しくユーモラスで、溢れ出る感性を持って書き上げた文章は、
何回読み返しても楽しめる。
(公開期間は、2009年7月〜2011年8月です。まだ読まれてない方はぜひ開けてみて下さい。)

初期のHPには、オーナーのプロフィールが書かれていなかった。
それでは、一体だれがグリーンウェイランチをやっているのか、
分からないと生粋の浜っ子さん。
「みどりさん、もっと自分を出して行くべきですよ。」と指摘してくれた。
そして「そういうものかなぁ・・・。」と思いながらHPは今の形になった。

それから、牧場の顔とも言える看板。
私は、牧場名を表に出す気になれず、ずっと作らずにいた。

そしたら、その頃やはり研修でいた佐穂ちゃんからまたまた一言受ける。
「みどりさん、看板作りましょうよ!」
「そうしようか・・・。」やはり必要だろうなと思い、そう返事をした。
それについては、ブログにしてあります。

http://www.greenway-ranch.com/blog/?id=147
(2010年8月26日公開 「グリーンウェイランチ完成!!??」

120_3352.jpg



そうそう、実はグリーンウェイランチのチラシも作ったほうが良いと、
これも研修生からのアドバイスで作ったことがある。

いやはや、思い出せば情けなくなるほど経営者としての自覚はあるのか、
趣味感覚でやっていたらダメじゃないか・・・、
と自分を叱咤する内容がたくさん出て来た。

小さなことでは、他の人からもたくさん助言を頂く機会があり、
グリーンウェイランチを思ってくれる皆さんの気持ちが嬉しい。
本当にありがたいものである。

しかし、いつまでも他力本願でいるわけにはいかず、また、
馬達にも自分が食べていけるだけの力はつけて欲しい。
私は、そのお膳立てくらいはしてあげなければならないだろう。

牧場開設をして、年月と共に大所帯になり、
私も一家の大黒柱としてそろそろ(もう遅いくらいではあるが)、
気を引き締めなければならない・・・。
・・・そうひしと実感できた「ファミリーピクニック」だった。









2013/11/19 11:09:45 | リンク用URL

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