アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Apr

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2013

1ヶ月を終えて (津田綾)

あっという間の1ヶ月だった。
だけど、ずっと前からここにいるような、この先もずっとここで変わらぬ生活をしていくような、そんな錯覚もあって、終わってしまうことが未だに実感できていない。
ここではのんびりと時が過ぎていて日本の様にせかせかといつも何かに追われることがなかった。
そのせいか、馬達もみんなのんびりと穏やか。 それに広い放牧地でのんびりと草をはみながら過ごしている。
来て直ぐに生まれた子馬ももう放牧地に出て、思い切り走り回っている。

日本のクラブの馬達は、私達がせかせかとしているせいかどことなくピリピリしている。
とあるクラブではレッスンのお客様がひっきりなしに来て、つなぎ場がないから馬房で馬装されレッスンにかり出され、終わるとまた馬房で馬装を解かれ、そりゃストレスのたまった攻撃的な馬になっちゃうよな、と思ったことがある。

ここの馬達は初めて乗せてもらったときにはすごく大きなしっかりとした芯のある馬達だと感じた。
それはみどりさんも常に言っていて、馬に芯を作ってあげなくちゃいけない、と。 それを今回実感できた。
それともうひとつ大きく感心したのは、馬が「マイルドでシャープ」穏やかな心を持っているけれど、きちんと指示には従う。 決して重いわけでもないが、怖さを感じる敏感さではない。
ピリピリとした緊張感ではなくほどよい緊張感を持っている。 そう感じさせられた。

日本に帰ったら、せかせかした毎日が待っているだろうけど、ここで得た感覚を忘れず馬達と接していきたい。
「人を見るには馬を見よ」という言葉があるように私も自分の育てた馬を、自信を持って人前に出していけるようになりたい。
なかなか芯の弱い私だけれど、私自身がしっかりした芯を持っていなければ、ここでみどりさんに言われた芯のある馬を作れないだろう。
いつかは「良い馬を作るね。良い馬乗りだね。」と言われるようになりたい。
毎回馬をトレーニングするときには、自分の心の中でみどりさんの叱咤激励の声を思いながら乗ることにしよう。

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2013/04/06 3:40:51 | リンク用URL

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