アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Dec

09

2010

続・ 2010 NRHA フチュリティー(by みどり)

このところノースカロライナは異常な冷え込みにみまわれています。
ついこの前半袖を着るような温度だったのに、今度は急きょ外の水道管が凍らないように処置をしなくてはなりませんでした。
この気温の大きな揺さぶりはちょっと気持ちの悪いものがあります。

前回ご紹介したオクラホマのフチュリティーは先週幕を閉じ、世間では師走まっただ中ですがレイニング業界の2010年は終了となりました。
フチュリティーに出場した人馬はしばしの休息を取り来年に向かっての英気を養っていることと思います。

もうすでにご存じの方も多いと思いますが、フチュリティーのクラスで一番の見所のオープンファイナル レベル4はジョーダンローソン がSpooks Gotta Whizで優勝しました。 
決勝戦ではスコア227を記録し獲得賞金は125,000ドルです。
この人馬には申し訳ないですが、予選では第1次走行は218点、 第2次走行で221点をマークしレベル4で勝つには平凡なスコアだったため競馬で言えば穴馬的な存在に見えていました。

誰もが注目したショーンフロリダに関してはShine Chic Shineで第1次走行227.5,2次走行では226.5を出し予選の総合点でトップにいたので優勝候補としてはこの人馬が一番だったと思います。

ファイナルの走行中に何が起こったのか実際に見てないので分かりませんが、スコアは207点で結果は33エントリー中の32位に終わりました。
Shine Chic Shineはショーンフロリダの騎乗によりキャロライナクラッシックで優勝を果たしていたためかなりの有力馬と見ていたのですが・・・、勝負はわからないものです。

2位にマイクマッケンタイヤーがRed Stripe Spook(スコア226.5)でリザーブチャンピオンの座に輝きました。

マイクはここから車で15分ほどの所に牧場をかまえています。
グリーンウエイランチを起ち上げるまで馬を預かってもらっていたこともあり、馬場で一緒になったときは彼の調教法を教わる機会も多くとてもためになりました。

ハミの種類や小道具にあまり頼らず、コツコツと馬を作っていくタイプで今まで教わってきたトレーナーの方法と比べると一番理解しやすいものでした。
また、馬の能力や性格に合わせた調教をするため馬に無理強いをしないところも好感が持てました。

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そんな感覚で作り上げた馬がレイニング最高峰のクラスに2位で入ってきたのはとても喜ばしいものです。

3位にはショーンフロリダがQuistador(スコア224.5)で入っています。

ファイナルで上位に入ってきた馬の名前を見て1位、2位、4位の馬がSpookを組み合わせた名前なので興味あってちょっと血統を調べてみました。
もしかしてどこかで同じ親が居るのではないか・・・、ということなのですが。

優勝したSpooks Gotta Whizと4位になったCustom SpookにはGreys Starlightが共通していて、2位のRed Stripe SpookとCustom SpookにはSmart Chic Olenaがいました。
Spooks Gotta Whizのお父さんのお母さんはブログにもとりあげたガナ−のお母さんでもありました。

競技結果の良いレイニングホースの血統を調べると、同じ血筋に行き着くとこが多くとても興味深いものがあります。
つくづく淘汰の不思議を感じています。

2010/12/09 9:04:49 | リンク用URL

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