アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Dec

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2010

2010 NRHA Futurity

NRHAが主催する3歳馬のレイニングの競技会やそのクラスをフチュリティーと呼んでいます。
この時期のオクラホマで行われるものは3歳馬最大のレイニングの競技会で、調教を受ける若馬は大半がこの競技会をめざしてトレーニングされていると言っても過言ではありません。
また、このオクラホマの大会に出場することは多くのレイナーの夢でもあります。

今年のオクラホマフチュリティーの開催期間は11月25日から12月4日までです。
3歳馬のクラスがメインイベントでもうけられ、それと一緒に馬の年齢に関係のない他のクラスも組み入れた大会構成となっています。

フチュリティーはオープン(選手の限定はありませんがほとんどはプロフェッショナル)、とノンプロ(アマチュアの選手)のクラスに分けて競われます。
オープンクラスは2回の予選走行があり、その2つの走行の合計点によって12月4日に行われる決勝戦への出場が決定されます。

予選、決勝戦のそれぞれの走行は5人のジャッジによって審査され、最高点と最低点が除かれた3つの得点を合計して結果が出されます。
ジャッジは各マニュ−バーごとに採点していき、アベレージを70点としてそこより加減点が付けられます。
例えば、無難な演技をした馬は3人のジャッジから合計210点をもらえるということになります。

今年のオープンクラスフチュリティーの馬のエントリー数は1次予選で407頭、ノンプロクラスでは184頭でした。 
オープンクラスの1次予選は11月25日〜28日までの4日間にわたって行われ、11月29日〜12月1日の3日間に2次予選があります。 
ちなみに2次予選に無事通過した馬は258頭となりました。

今現在2次予選が行われている最中なので決勝戦に進出できる馬は確定されていませんが、
決勝戦の結果はその1回の走行の得点によって順位が決まるため、予選で高得点を出した馬は注目されはするものの決勝戦で必ずしもよい結果を出せるとは限らないのがこの競技の難しいところです。

フチュリティーに出場している馬は2007年生まれでまだわずか3歳です。
身体的にも精神的にも成長過程であるため、調整の仕方によっては良くも悪くも以外な結果に終わることがあります。

ベテランの調教師になると予選ではもちろん馬に遜色のない走行をさせますが、決勝戦に進出できるところまでを計算して演技をさせることもあります。
ここ一番という決勝戦の場面で馬が充分力を発揮できるようにするためです。

このフチュリティーに向けて懸命に努力をしてきたライダー、それに答える馬達、そしてその馬に夢をかけた馬主さんの気持ちを思うと結果は別として各々が納得のいく競技会であればいいと願ってやみません。

(NRHAFuturity.com のサイトに行くと競技の情報を得ることができます。)

2010/12/01 9:43:22 | リンク用URL

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