アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
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Jun

06

2016

ウィリー日記 H (長峰彩子)

この頃 順調にステップアップしている様子のウィリー。
新しいピカピカのくつ(蹄鉄)を履いて ご機嫌な雰囲気 (*^_^*)
・・・と思ってるのは 私だけかな・・・?

せっかくスライディングプレートを履いたので、ちゃんとスライディングストップの練習もしています。
装蹄後 初スライディングストップの写真です(下)。

100_3742.jpg




・・・分かりますか・・・?
写真の左側から右側に向かって、上下2本のラインが見えると思うのですが・・・。
う〜ん・・・。少々分かりづらいですね(笑)
ストップの後にバックをさせるので足跡が分かりずらくなってます。

本物のスライディングストップの跡は、もっと後肢に体重がのってる状態で滑るので
ラインもしっかり見えるし、滑る距離も長くなります。
でも、ウィリーの今の段階では 「ウォー」というストップのかけ声できちんと止まる動作
をすることが重要で、バランスバック(後肢に体重がのってる状態)は二の次です。
二の次なんですが、停止した後 後退をさせて「後肢に体重をかけるんだよ」
ということを話しておきます。
すると 「停止」と「後退の姿勢(バランスバックした姿勢)」が結びついて
ストップの合図を出すと、バランスバックした姿勢で止まろうとするようになるとのことです。


ところで、最近の私といえば・・・、停滞もしくは後退ぎみです(T_T)
サークル運動をするとき どうしても内方でひっぱってしまうのです。

馬:内側をひっぱられる
      ↓
馬:肩がフレームからはみ出す
      ↓
人:外方の壁があまいから逃げるスキがたくさんある
      ↓
馬:外にふくれる

という悪循環。みどりさんに何度も何度も何度も注意されてるのに 直せない・・・。
「もう、馬がどっか行っちゃってもいいから、内方は引っ張らない!」
と決意して 外方手綱と外方脚だけでサークルをしてみたら・・・意外!
内方を引っ張ってる時より 馬が外にふくらむ力が小さい・・・。
つまり 私が引っ張るから肩が逃げるのであって、引っ張らなければ馬は
そこにいる(なにもしない)、と言うことです。
それでも 私がつけてしまった外にふくらむクセは残ってるので、ひたすら外方手綱&脚
でのガイドで直していくしかありません。

常にコンタクトを取っている状態で乗るのが当たり前だった私にとって
「馬が自由な状態で 自ら動いている」というのは かなり難しい調教法です。
もちろん調教中はコンタクトを取りますが、取りすぎると馬は自ら動こうとしなくなります。
小さな動きを見過ごさずにピンポイントで最小限のコンタクトを取って教えていかなくてはなりません。
みどりさんに言われていることや レイニングホースの目指すもの、というのは
なんとなくわかるのですが、自分の実感として掴めていない物が多いので
なかなか上達しません。

そんな 落ち込み気味な私に ウィリーがプレゼントをくれました。
とっても上手なスライディングストップです(下の写真)

100_3763.jpg



しっかり両後肢に体重がかかっています。そして、2mくらい滑っています!
ありがとう、ウィリー!!





2016/06/06 0:54:26 | リンク用URL

May

30

2016

ウィリー日記 G (長峰彩子)

ウィリーはみるみる落ち着いてきました。
「まだ子供だから」 「敏感な馬だから」 と、私が遠慮がちに乗っていたのが少々裏目に出て、
進行方向が定まらなかったり、ペースが速くなったり遅くなったりしやすいので、
これからは積極的に少し強めの指示を出していこうと思います。
強めの指示でも 充分落ち着いて対応できるようになってきている様子なのも
「成長したなぁ・・・。」なんて思ってしまいます。

ハミ受けもだいぶ進歩して、みどりさんからハミをアップグレードするように指示がありました。
今まで使用していたのは「スナッフルビット」と呼ばれるハミで、ブリティッシュでも
よく使用されるハミです。ハミ身(馬の口の中に入る部分)にリングがついています。
そして このリングに手綱がついています。(下の写真参照)

100_3654.jpg




新しいハミは「シャンクスナッフル」と呼ばれる物で、ハミ身に弓形に曲がった枝がついています。
この枝の下側の端に手綱がついています。加えて、あごの下に「カーブチェーン」という鎖がつきます。
(下の写真参照)

100_3655.jpg




これは 手綱を持つとテコの原理でハミが馬の口に作用するので、前に使用していたスナッフルビットより
強い効果を持ちます。さらに、下あごがハミとカーブチェーンに挟まれるので馬にとってはけっこうキツイのです。
けれど、正しく使用すると、最小限の力できちんとした効果を得られます。

100_3659.jpg




私はウエスタンの馬具には疎く、まだまだ勉強中ですが、正しく使うよう気を付けたいと思います。
よろしくね、ウィリー。






2016/05/30 5:16:27 | リンク用URL

May

23

2016

ウィリー日記 F (長峰彩子)

馬が成長するに付け、運動内容や使用する馬具が進化(?)してきていますが、
この度 「祝・初装蹄」 という運びになりました。
今まで 削蹄(ツメを切ること)はしていましたが、装蹄(蹄鉄を履かせること)はしていませんでした。
レイニングホース達の課題の1つ、「スライディングストップ」を練習するためには、スライディング専用の
蹄鉄(スライディングプレート)が必要なので、装蹄することになりました。

さてさて。
前にも書きましたが 臆病で物見をするウィリー。果たして大人しく装蹄できるのでしょうか?

まずは お姉ちゃんのエイプリル(3歳 牝馬)が装蹄しているところを見学。

100_3704.jpg




見慣れぬ音や道具、そして装蹄師さん。かなり ドキドキしています。
装蹄師さんが右に左に動き回るたびに腰が引けています(笑)
・・・そう。ウィリーは大柄な男性を見るのも 触られるのもほとんどないのです。
なにしろ Greenway Ranch は小柄な女性ばかり。やはり 威圧感が違います。
でも 装蹄師さんはとっても優しくていい人なので、ウィリーも少しずつ 触られても逃げなくなっていきました。


エイプリルの装蹄が終わる頃にはだいぶリラックスしてきた様子のウィリー。
もう一頭別の馬の見学をしてからウィリーの番、ということに・・・。

100_3716.jpg





いよいよ ウィリーの番!
でも やはり実際に作業に入ろうとすると落ち着いて立っていることができず、危険なので鎮静剤を打つことに。
薬の効き目が薄く、作業半ばでかなり目が覚めてきてしましましたが、大人しくしているので
そのまま作業続行し、無事 装蹄完了!

100_3745.jpg




上の写真をよ〜〜〜く見ると分かりますが、蹄鉄がツメより少ぉし後ろに長く伸びています。
これがスライディングストップをするときに効果を発揮するのです。

スライディングストップとは、勢いよく駈歩しているところに停止の合図を出すと、
後駆を落とし、後肢を前肢の方まで滑らせて止まる 止まり方です。
馬が「おすわり」している様な格好になります。
レイニングのShowingの見せ場の1つでもあります。


さぁ!だんだんレイニングホースとしての階段を登り始めたぞ!
これからも一歩一歩しっかり歩いていこうね ウィリー!






2016/05/23 5:55:00 | リンク用URL

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