11日の朝、競技会へ出かけるために忙しく荷作りをしているときでした。
テレビをつけていきなり目に飛び込んできたのは、地面の上を延々と這い、建物や畑をのみこみながら流れる水の映像でした。
それが、場所は日本で、津波によって起こったことだという音声が入り、「津波」と聞いているのにテレビの画面と事態が頭の中でしばらく結びつきませんでした。

ニューヨークで同時多発テロがあったその朝、知り合いから「テレビを付けてみろ」との電話があり、最初は画面の映像を新作映画の一場面と思いながら見ていた、そんな感覚に襲われていました。

事実とは思いたくない、とんでもない災害が日本で起こりました。
これを読んで頂いている皆様はご無事でしたか。
ご親戚、ご家族、友人の方など、大丈夫でしたか。

刻々と映し出される、ニュースの映像は本当に心が痛みます。
被災地で実際に被害を受けられた方の大変さは、想像を超えるものだと思います。
ご家族やお家を失われた方の、今のご心労、またこれからのご苦労も察するのは不可能なくらいです。

競技会場でも、地震のことを知った何人かの人達に暖かいお見舞いの言葉を頂きました。

11日、12日の終日、日本の状況を流していたＣＮＮニュースでは、このような混乱状態においても日本人の冷静さや秩序のある国民性をたたえていました。
誰1人として、感情的になって暴動を起こすこともなく、また不在になった建物から盗難をする人がいないことなど、現地のキャスターが日本人の素晴らしさを語っています。

当事者にしか分からない、本当に大変な状況だと思います。
遠く離れ、勝手なことしか言えませんが、どうか一つ一つ困難を乗り越えていかれることを心からお祈りしています。
距離は離れていますが、私達の気持ちと心はいつも日本の皆様と一緒です。

今朝、14日のニュースでも、アメリカで有名なキャスターのダイアンソイヤーが現地入りした仙台からの中継で、
「このような状況でも、日本人の親切や礼儀正しさに感心した。」
と語っていました。
あらためて、日本という国を、そして日本人であることの誇らしさを感じています。

「東日本大震災」
３月１１日金曜日
午後２時４６分頃
三陸沖を震源とする大地震が起きた
東京２３区でも震度５強
また
北海道から九州にかけて震度６強の大地震と大津波

家の床の
奥底から
静かに始まる不気味な音…
ドドドドドドドドドド　ググググググググググ
そして
時を同じくして
大きく
強く
長い
地震が始まった
火の元を確認し窓を開け
母とジーナと抱き合って固まった
固まってしまった
固まるしかなかった
それ程に大きな揺れだった

テレビをつける
地震が起きて５分もたっていなかったと思う
岩手・宮城・福島県に大津波警報
だが
もうすでに
中継されている場所に大津波が押し寄せてきている
押し寄せてきていると言うよりも
のみ込まれていく
まだ
海岸沿いの駐車場に居る人　車
走行中の車
家から逃げている人達
家　畑　車　人　みんなみんなのみ込まれていく…
言葉が無い…　言葉を失う…
直視したくない映像が
どんどん目の前のスクリーンに映し出されている
今
まさに今起きている事？！
それとも夢？！
夢であって欲しいと
どんなに思ったことか…
しかし
残念ながら現実…
福島県相馬市では７メートルを超える津波に見舞われてしまった
７メートルの波って
皆々様
想像できるだろうか？！
生粋の浜っ子は想像ができない　想像がつかない…

被害者は
１２日朝の時点で約６００人
１１日には２００人から３００人と言われていた
倍になっている…
家族はどうしているか
また
仲間は…
連絡が取れずにいる方々がたくさんいらっしゃるに違いない
夜が明けて
また暗闇がやってくる
どんなにか不安で恐怖で
一時一時を過ごされている事だろう

亡くなられた方々
亡くなられた動物達のご冥福を
心からお祈りするとともに
一刻も早く
穏やかな生活を送ることができるよう
願い　祈るばかりだ

こうしてブログを書かせていただいている間にも
余震は続いている
「天災」
地球は生きているのだな　と…

先日、体調がなかなか治らない　ベリー　を検査してもらう為に、
大学病院へ連れて行ってきました。

日本では、獣医さんに来てもらって簡易検査をしてもたう事がほとんどなので
病院に行くというのは、特別な事だと思っていました。

施設内には、馬房がたくさんあって、治療で入院している馬もいて
手術室や検査室などすごい施設でビックリ。

ベリーは鼻血が出ていたので、鼻から内視鏡を入れて確認。
モニターや機器も、人間の施設と同じような物を使用。

馬の内部、初めて見ました。
人間のも見たことないのに。

結果、大きな病気ではなかったので安心。

いろんな馬がどんどん来るので、病院に来るのは一般的なんだなと感じました。

そして大型動物の医療技術が発達していることと、
何より　病院独特の臭いがしたり、人間でも緊張してしまいそうな施設に
素直に従って入って行く馬達に感心した病院見学でした。