![アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ](../img/head.gif)
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11
2008
ノースカロライナは、慣れ親しんだ日本の関東と気候がよく似ている。
春には春1番のような風が吹くし、夏は蒸し暑く時折夕立がある。
秋には台風ならぬハリケーンが上陸する事もあり、冬には霜が降りたりで、雪もたまに降るが地面に長くは残らない。
そんな気象状況だからだろうか、ここにも馬たちの大敵がいたのである。
それは、まとまった雨が降った暑い日にわいて出てくる。
奴らはどこからともなく、空気を振動させながら、ものすごい羽音を「ブォ〜〜〜ン」とたてて飛来する。
それが来ると放牧中の馬たちは、耳を伏せ首を上下し、尻尾をバサッバサッと振り回して不快感を表す。
その正体とは、思いっきり大きなハエを、さらに10倍くらいにしたサイズの昆虫、アブである。
よく見るとすごい口をしていて、そのとがった口で人より厚い馬の皮膚をブスッと刺し吸血する。
1度刺されたことがあるが、思わず「イタ〜ッ!」と声に出すほどの強烈な痛みで、そのあと数時間はヒリヒリとしていた。
そんなだから馬たちもたまったもんではない。
アブに襲撃された馬は、何とか体に着地されないよう、首を思いっきり振り回して口で追ったり、尻尾を上下左右に激しく振って叩こうとする。
だが、敵も然る者、短い生存期間の中でいつ学習するのかわからないが、馬の死角を知っているのである。
それは、ちょうど尻尾の付け根から背中の方に向かったお尻の部分で、そこに運悪く着地された馬は、口や尻尾で追い払うことができなくなる。
まさに人間で言えば、手も足も出ない状態である。
放牧地でなにやら騒がしい時は、誰かがアブの犠牲になっているので作業の手を休めて救済に向かう。
「ほらほら、やっつけてやるからこっちおいで!」
と、ゲートへ近づくと、今まで何とかアブを追い払おうと、思いっきり空に向かって後ろ足を蹴り上げ、走り回っていたのが急いでこっちへやってくる。
そして、あの騒ぎはどこへやら、人の前にピタッと止まりじっと我慢の静止状態である。
息を止めてねらいを定め、力を込めて思いっきりアブを叩くと、手のひらが血で真っ赤になるときもある。
ポロッと地面に落ちた瀕死状態のアブを、足で踏んづけとどめをさす。
そうしないと、いつの間にかまた飛び立つほど強いのである。
「やったぁー!」とわたし。
馬からは、「ふぅ〜〜。」とため息。
大きな体をして、必死の形相で助けを求めてくる馬に、悪いとは思うが思わず笑いが出てきてしまう。
夏の暑いさなかの労働、疲労したときにフッと和む一瞬である。


馬の大敵、アブ
2008/09/11 3:07:32 | リンク用URL
Aug
14
2008
我が牧場には6歳になるとても優秀な馬がいる。
カレはGelding(虚勢した馬)でお客さんのレッスン馬としては一番の稼ぎ頭である。
乗り手の未熟さはカバーしてくれるし、さぼることもなくおとなしくて安心でどこの乗馬クラブでも欲しい馬だ。
それが、なぜか装蹄師には受けが悪い。
前足の鉄を外すところまでは何とかおとなしくしているのだが、そこからはとにかく足をもたれるのを嫌がる。
2歳の頃から装蹄はされているので、充分慣れていてよいはずなのに装蹄師が足を持つと何が何でもその手を振り払おうとするのだ。
だかといって人を蹴ろうとするわけでもないし、装蹄を怖がっている様子もない。
いつも見事に涼しい顔をして装蹄師の手から足を抜こうとする。
最近の日本の事情はどうか分からないが、アメリカではそのような状況になると鎮静剤が使われる。
私の所へ来てくれる装蹄師も、「馬とけんかしてお互いに怪我をするよりは賢明・・・。」と言って首にブスッと鎮静剤の注射を打つ。
最近では1本では不足で2本打つこともあり、それを見つつ「あ〜ぁ、これで20ドルの追加料金だぁ〜。」とため息。
馬のやること必ず理由がある、といつも思うのだがカレの言い分はなんなのだろう。
言葉が通じるものなら一度聞いてみたい。
そして、カレはきっと言うだろう、「嫌なものは嫌なのさ。 理由なんてないよ。」・・・と。

装蹄の風景
2008/08/14 6:54:34 | リンク用URL
Aug
14
2008
2006年の春から工事を始めて約2年近くかかり
やっとホームページを作れる状態までこぎ着けました。
思えば本当に長い、大変な、そしてある時は感動的な道のりでした。
日本で乗馬クラブを経営している皆さんは、
一体どれくらいの期間をかけて牧場を建設するのでしょうか。
人によってはすでに建物が建っている所へ手を加える場合もあるだろうし、
私のように更地から始める人もいるでしょう。
・・・・が、それにしてもずいぶん時間が経過したように思えます。
それでも住まいから見える馬房を眺めては、密かに誇りに感じたりしています。
なぜなら、そこには自分がデザインし、大工の足を引っ張りながら・・・、
というより南部モードの大工のお尻を叩きながら
工事に参加してできた建物があるのですから・・・。
馬の牧場をやろうと決心してからの、土地探し、銀行からの融資、役所とのやりとり等々、
馬の世話で明け暮れている生活から時間を見つけ、
ここまできた道のりを書いていけたら後に良い思い出になるような気がします。
それを読まれる日本の皆様は、
「なんだアメリカも日本も同じなんだな・・・。」、と感じるかもしれないし、
「へえーそんなことがあるの。」と思うかもしれない。
なにせ、日本ではこのような経験はしたことがないので比べようもないですが、
追々 10年日記(ずぼらな私がなぜかこれだけは毎日欠かさずつけています。)
を読みながら様々な体験談を書いていこうと思います。

2008/08/14 6:22:08 | リンク用URL
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