アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Dec

24

2011

グリーンウエイランチから メリークリスマス!

昔々、はるか遠い昔、まだ学生だった頃は時間の流れが永遠に思えた。
それなのに今の時間の経過はすごい。
とてつもなく足早に過ぎていってしまう。

1週間は1日のように、1ヶ月は1週間のように、1年は1ヶ月のように感じる。
「あーっ!!」 という間に時間は過ぎ、今年ももうすぐ終わろうとしている。

今の時期、日本のテレビは今年を振り返る番組が放送されていると思うが、
それはアメリカも同様。
過去を振り返りたくなる人の気持ちはどこでも同じなのであろう。

2011年ほど世界各国で大変な出来事があった年は、過去何年以来の記録ではないだろうか。

なんと言っても日本の震災は大衝撃だった。
海外に住んでいる日本人にとっても深く心を痛めた出来事だった。

それに重なる異常気象。
これでもかと思うほどにアメリカも自然の猛威に痛めつけられた。
各地で起こった洪水、竜巻、寒波、熱波、嵐・・・、まさにアメリカ本土は異常気象で荒れまくった。

世界情勢的には、経済のリーダー格である各国の長引く不況は、人々の明日への不安をさらに募らせる事となり、
同時多発テロから10年という区切りの年にオサマビンラディンが殺された。
そしてつい先日は北朝鮮のキムジョンイルが亡くなった。

今年は自然災害など重い内容の出来事が多くあった年であり、
また色々な意味で大人物が亡くなったのは、今後の世の中の動きを大きく変えていくのだろうと、
2011年をそんなふうに感じたのは私だけだろうか。

そんなごちゃごちゃなご時世なのに、馬や犬の、生き物の毎日を見ていると不思議に思う。
人間みたいに複雑な気持ちや心配事はなく、
彼らは淡々とその、たった今過ぎていく時間を受け止める。

太陽が暖かく気持ちの良い日は、日向ぼっこをしながらウトウトとまどろみ、
雨に降られたり、風の強いときは頭を風下に向けじっと天気が変わるのを待つ。
食べ物や水を求め、そして心地よく過ごせる場所を捜して素朴に生きている。

彼らを見ていると、そのシンプルな姿勢になにか生きるヒントのようなものを感じる。
人間社会で生かされているので、もちろん動物の様に生きていくことはできない。
だけど、この世に誕生するということと、そしていずれは死んでいくことに関しては、
他の生き物と人間との差はないのである。

みんな、みんなこの世に生かされている、そんなふうに感じる。
壮大な宇宙の、神の作ったシステムのもとで・・・。
だから物事は、成るようになるのではないだろうか。


馬房掃除をしながらそんなことを思い、なぜかちょっといたずら心が湧いて、
この時期を記念に馬と遊んでしまった。

DSC01293.jpg


グリーンウエイランチを代表してガナリーナから、
「メリークリスマス!! そして皆様、良い2012年をお迎え下さい!!」





















2011/12/24 1:34:29 | リンク用URL

Dec

10

2011

偉大なレイナー

今夜、アメリカ時間、12月9日午後7時35分にビルホーンが長い闘病生活にピリオドを打ちました。
フチュリティーが終わってちょうど1週間目。
馬とレイニングを心底愛したビルホーンは、きっとこの大会を見届けてから旅だっていったのだと思います。

レイニングのパイオニアという呼び方がもっともふさわしい、まさに馬が人生の全てだったホースマンのビルホーン。
大胆なショーイングをして、観戦する全ての人を魅了したにも関わらず、普段は言葉数のとても少ないシャイな人でした。

1995年には初めてのミリオンダラーライダーとしてNRHAに殿堂入りしたライダーでしたが、偉業を成し遂げたにも関わらず彼の飾らない人間性はレイニング界の大勢の人に愛され、みんなにはBH(ビーエイチ)という愛称で親しまれました。

今活躍しているたレイナーで、ビルホーンから感銘を受けた人は数えきれません。

心からご冥福をお祈りします。

BH.jpg


(右から2人目がビルホーン)


2011/12/10 12:20:11 | リンク用URL

Dec

01

2011

レイン♪レイン♪レイニング〜(7) レイニングの競技

以前、このタイトルで書かせて頂いたブログ、
キャロライナクラッシックをきっかけに、またちょっと復活させたくなりました。
今回は、レイニング競技に関しての豆知識を綴っていきたいと思います。

先日、日本からレイニングの競技会に参戦した、橋口美紀さんの走行を動画で公開しました。
(そのアドレスを 「キャロライナクラッシックの動画」 で書きましたが、なぜかそこから開くことができません。 
申し訳ありませんが、コピー&貼り付けで下記のアドレスを他のサイトから検索してみて下さい。 
ご迷惑をおかけします。)
http://youtu.be/4BqD_wM7kAQ

この動画から、レイニング競技を初めてご覧になる方も、
何となく競技中の馬の動きをイメージ出来たと思います。

この動画は、12種類ある決められたパターン(走行経路)、の内の 「パターン2」 というものです。
12種類のパターンには7つから8つの馬に求められるマニューバー(馬の演技、動き)があり、
その一つ一つのセットが審査の対象になります。
(「パターン12」のみ6つのマニューバー)

マニューバーの組み合わせ方は、パターンにより様々にアレンジされています。
具体的に馬が、競技中にどのような演技をするのか、動画を参考に解説します。

IMG_1406.jpg


(準備馬場で馬の調整に入ります。)


IMG_1397.jpg


(準備馬場と待機馬場の中間で、最終的な馬の手入れを済ませます。)

IMG_1408.jpg


(乗り手はハットとチャップスを着用し、いよいよ緊張感が高まるのですが・・・。)

IMG_1412.jpg


(・・・待機馬場で余裕の笑顔!!)

まず、パターンには大きく分けて、常歩(歩く)で馬場に入場する場合と、駈歩で入場するものがあります。
動画の「パターン2」は、ご覧のように常歩による入場です。

「パターン2」の、1つめのマニューバーは、馬場の中央で停止した後、右回りのサークル(円を描く)を3周します。
まずは、右のリード(手前)でデパーチャー(駈歩発進)をして、1周目はゆっくり小さいサークル。
後の2周は、大きくて速いサークル。
合計3つのサークルの終わりにセンター(馬場の中央)で、リードチェンジ(踏歩変換、足の入れ替え)をします。
ここまでが、最初の採点の区切りです。

2つめのマニューバーは、左回りのサークルです。
最初は、ゆっくりと小さいサークル。
次の2周は、大きくて速いサークル。
センターでリードチェンジ。
ここまでで、2つめのマニューバーの採点の区切りです。

3つめのマニューバーは、
(左から右へのリードチェンジの後)
サークルを閉じずに半円を描き、出入り口へ向かってランダウン(直線を走る)をします。
直線のまま、エンドマーカーを越えてから、スライディングストップ(後肢をすべらせながら停止)をし、
右へロールバック(反転)、直ちに駈歩で走行します。
ここまでが、3つめのマニューバーの区切りです。

注:馬場の位置づけをするため、長辺には3つのマーカーがあります。
この大会では、長辺に沿いハローウィンにちなんで、パンプキンが置いてあります。
3つのマーカーは、センターマーカー(中央のマーカー)と、
センターマーカーを挟むように2つのエンドマーカーがあります。
3つのマーカーは長辺で向かい合うように設置されるので、騎乗者は自分の位置付けがしやすくなります。

4つめのマニューバーは、
馬場の出入り口から反対方向へランダウンして、
エンドマーカーを越えてからスライディングストップ。
今度は左へロールバックし、直ちに駈歩で走行します。
ここまでが、4つめのマニューバーの区切りです。

5つめのマニューバーは、
馬場の出入り口へ向かってランダウンします。
今回は、センターマーカー(中央のマーカー)を越えてスライディングストップし、
バックアップ(後退)を最低3メートル行います。
後退を止めたところで、5つめのマニューバーの区切りです。

6つめのマニューバーは、
右へスピン(後肢を軸に回転)を4回。
ここで6つめのマニューバーの区切りです。

7つめのマニューバーは、
左へスピンを4回。
停止して演技の終了を示します。

上記のように、「パターン2」 は7つの各マニューバーを採点して順位が決められます。
他のバターンも、それぞれのマニューバーをつなぐ経路は違いますが、採点方法は同じです。

パターンによっては、8つのマニューバーを含むものもあります。
マニューバーが1つ多い分、得点が高くなる可能性があります。

次回は、レイニングの採点基準を簡単に説明したいと思います。












2011/12/01 22:59:08 | リンク用URL

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