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2015
最近のグリーウェイランチは大変なことになっている。
オープンしてから8年の間、穏やかなゆったりとした時が経過していたが、
今までとはまったく質の違う時間が、流れだしているのだ。
先月に入って、バッタバタと若馬のブレーキングが夕方から行われるようになった。
担当してる人が、自分の仕事を終わらせてから始めるので、
実際に手掛けない私も巻き添えをくって、帰宅するときは暗くなっている。
「天使の降臨」というブログで追々書いていこうと思っていた内容が、
現在進行でスピードに乗って起こっているため、
のんびりすすめているこのテーマのブログは速さについていけない。
その経緯など、細かなことはゆっくりと後のブログで書くとして、
今、若馬のブレーキングをやってくれる人が牧場にいる。
鬼のようにブレーキングの数をこなしてきた経験豊かなポール(仮名)は、
3週間ほど前から手掛けているここの若馬たちの下地ができたと判断したのか、
助手にまたがってもらう段階になった。
ポールのグランドワーク(馬にまたがらずに調教する方法・徒歩調教)で、
基礎のできた若馬がいよいよ人を乗せる時を迎えたのだ。
それが三日前から行われていて、
見ている私まで緊張する場面が繰り広げられている。
息をひそめながらブレーキングを見ていると、
知らず知らずの内に、自分の肩がいかっているのに気が付き、
(私が緊張してどうする。)・・・と思うのだが、
自分の背に人間を初めて乗せる馬が、どんな反応をするかは予想がつかないものだ。
たとえ、人が背中にまたがり、その時に馬はじっとしていても、
馬自信が動いたとき背の上の人間の作用をまた新しい感覚としてとらえるため、
それにビックリしていきなりバタつくことがよくある。
実際に作業をしている2人からも緊張感が伝わってくるので、
助手が馬にまたがる瞬間、そして人を乗せながら初めて馬が動き出す時は、
思わず固唾をのんでしまう。
ましてや、ここで生まれて大事に育ててきたわが子のような若馬たち。
(どうか良い子でいてね。大人しくしているのよ・・・。)
と心で祈りつつ、手に汗握りながら一部始終を見学するのも疲れるものだ。
若馬にロープでコンタクトをとって運動させた後、
ポールが待機している助手に、
「それじゃ、乗ってみるか。準備はいい。」
と助手に問いかける。
「いつでもいいよ。」
と助手は返事をするが、平静を装っているその言葉に、私は2人の緊張を感じてしまう。
若馬のブレーキングは、手掛ける人によって全く異なる。
ポールのやり方は、私の理想とする内容だ。
去年、私が研修生と一緒に初期調教をしたダイヤモンドとライダーの時の手順とよく似ている。
それは、馬に無理をさせず、人馬にもっとも危険のないやり方なので、
後に、ぜひ機会をもうけてそれをご紹介したいと思う。
2015/03/20 1:00:18 | リンク用URL
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