アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

2024.November

Sun

Mon

Tue

Wed

Thu

Fri

Sat

     

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

Backnumber

Image Index

みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Jul

26

2013

レイニング・普段のメンテナンス

動画に出ている馬はガナリーナ(オス)です。 
(母親はガナーズモール、父親はミフリーナ)
ガナリーナは、ガナーズモールにとって、自分の血をわけた最初の子供で、
グリーンウェイランチ第1号のレイニングホースです。

ガナリーナには、ここを訪れる研修生とゲストに、
レイニングの動きを体感できる研究材料の役目をしてもらっています。

この動画を撮影したとき(2012年冬)は、
グリーンウェイランチに滞在したお客様が2週間ちょっと速歩までのレッスンをしたのが最後で、
その後2ヶ月におよび、日中放牧だけの休養状態でした。
放牧地でよく走りまわり自主トレ(?)をしていたので、
その間トレーニングはしていません。

この動画は、売り馬の動画依頼があり、2ヶ月ぶりに少し乗ってその翌日に撮影したものです。
(本音はもう少し時間が欲しかった・・・)
その様な状態なので、馬に多くを要求できませんでしたが、
今回のブログに使う動画として丁度よいと思いました。

レイニングホースは持っているけど、週末にしか乗れないという状況のライダーには、
自分の上達も含め馬のためにもよい運動、というヒントになればと思いました。
また、レイニングの調教をされる方にも、
競技会の合間にできる運動として参考にして頂ければ幸いです。

動画の運動は馬の状態を見ながら流して乗っただけなので、
競技前には、更にチューンナップが必要ですが、
内容は私が完成されたレイニングホースで普段よくやる動きです。
メンテナンス目的の運動ならこれで充分だと思います。

この程度の運動は、馬をだれさせるでもなく、
また度を超した動きをさせるわけでもないので馬にストレスを与えません。
馬の動き自体は、競技中のハデさはなく単調で見方によってはつまらないものですが、
乗り手は馬の一歩一歩運ばれるさまに注意を払っている、と付け加えさせて下さい。

余談ですが、私は楽器(フルート)を少し吹いていたことがあるので、
運動内容については、それに例えることができます。

フルートの基礎練習にかかせないのが、
同じ音を一定の音程で持続して吹き、またその中で音の強弱をつける。
このくり返しで、1つの音だけに専念するため、曲を吹く楽しさはありません。
とても退屈ですが、メロディーでごまかせないので、その単調な作業の難しさがわかります。
ただ、この段階を積まないと、正確かつ美しい調べは演奏できないわけです。

レイニングホースも同じことで、
乗り手が、基本である馬の姿勢(楽器でいう音程)を正確にとりながら走らせることができないと、
マニューバーを美しくこなすことはできません。
音の強弱は、スピードに例えることができると思います。

良いパフォーマンスをするには、馬も乗り手も基礎をしっかり積むための、
単調だけど地道な訓練がとても大切だと言えます。

動画のアドレスは下記にありますが、フェイスブックにも動画を公開してありますので、
ブログの説明を見ながら同時進行で画面を見ていただくこともできます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=1326976490

YouTube でも見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=UUA-cIAPOrA&list=HL1374769396&feature=mh_lolz

画面の中で見られる大切なポイントを、
これから数回にわけて私なりの解釈をブログにしていきたいと思います。

追伸: 動画の私の見苦しいファッションをお詫びいたします。 
これ、私のエコファッションで、グローブは下馬した後すぐ作業できるガーデニング用。 
冬場ですが、ストローハット(メンテナンスが楽なものですから・・・)をかぶっています。 
バックルは、冬お腹が冷え、夏は暑苦しくて、そもそも邪魔になるので付けません。
悪しからず、です。




2013/07/26 0:57:02 | リンク用URL

Page Top