アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Dec

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2011

レイン♪レイン♪レイニング〜(7) レイニングの競技

以前、このタイトルで書かせて頂いたブログ、
キャロライナクラッシックをきっかけに、またちょっと復活させたくなりました。
今回は、レイニング競技に関しての豆知識を綴っていきたいと思います。

先日、日本からレイニングの競技会に参戦した、橋口美紀さんの走行を動画で公開しました。
(そのアドレスを 「キャロライナクラッシックの動画」 で書きましたが、なぜかそこから開くことができません。 
申し訳ありませんが、コピー&貼り付けで下記のアドレスを他のサイトから検索してみて下さい。 
ご迷惑をおかけします。)
http://youtu.be/4BqD_wM7kAQ

この動画から、レイニング競技を初めてご覧になる方も、
何となく競技中の馬の動きをイメージ出来たと思います。

この動画は、12種類ある決められたパターン(走行経路)、の内の 「パターン2」 というものです。
12種類のパターンには7つから8つの馬に求められるマニューバー(馬の演技、動き)があり、
その一つ一つのセットが審査の対象になります。
(「パターン12」のみ6つのマニューバー)

マニューバーの組み合わせ方は、パターンにより様々にアレンジされています。
具体的に馬が、競技中にどのような演技をするのか、動画を参考に解説します。

IMG_1406.jpg


(準備馬場で馬の調整に入ります。)


IMG_1397.jpg


(準備馬場と待機馬場の中間で、最終的な馬の手入れを済ませます。)

IMG_1408.jpg


(乗り手はハットとチャップスを着用し、いよいよ緊張感が高まるのですが・・・。)

IMG_1412.jpg


(・・・待機馬場で余裕の笑顔!!)

まず、パターンには大きく分けて、常歩(歩く)で馬場に入場する場合と、駈歩で入場するものがあります。
動画の「パターン2」は、ご覧のように常歩による入場です。

「パターン2」の、1つめのマニューバーは、馬場の中央で停止した後、右回りのサークル(円を描く)を3周します。
まずは、右のリード(手前)でデパーチャー(駈歩発進)をして、1周目はゆっくり小さいサークル。
後の2周は、大きくて速いサークル。
合計3つのサークルの終わりにセンター(馬場の中央)で、リードチェンジ(踏歩変換、足の入れ替え)をします。
ここまでが、最初の採点の区切りです。

2つめのマニューバーは、左回りのサークルです。
最初は、ゆっくりと小さいサークル。
次の2周は、大きくて速いサークル。
センターでリードチェンジ。
ここまでで、2つめのマニューバーの採点の区切りです。

3つめのマニューバーは、
(左から右へのリードチェンジの後)
サークルを閉じずに半円を描き、出入り口へ向かってランダウン(直線を走る)をします。
直線のまま、エンドマーカーを越えてから、スライディングストップ(後肢をすべらせながら停止)をし、
右へロールバック(反転)、直ちに駈歩で走行します。
ここまでが、3つめのマニューバーの区切りです。

注:馬場の位置づけをするため、長辺には3つのマーカーがあります。
この大会では、長辺に沿いハローウィンにちなんで、パンプキンが置いてあります。
3つのマーカーは、センターマーカー(中央のマーカー)と、
センターマーカーを挟むように2つのエンドマーカーがあります。
3つのマーカーは長辺で向かい合うように設置されるので、騎乗者は自分の位置付けがしやすくなります。

4つめのマニューバーは、
馬場の出入り口から反対方向へランダウンして、
エンドマーカーを越えてからスライディングストップ。
今度は左へロールバックし、直ちに駈歩で走行します。
ここまでが、4つめのマニューバーの区切りです。

5つめのマニューバーは、
馬場の出入り口へ向かってランダウンします。
今回は、センターマーカー(中央のマーカー)を越えてスライディングストップし、
バックアップ(後退)を最低3メートル行います。
後退を止めたところで、5つめのマニューバーの区切りです。

6つめのマニューバーは、
右へスピン(後肢を軸に回転)を4回。
ここで6つめのマニューバーの区切りです。

7つめのマニューバーは、
左へスピンを4回。
停止して演技の終了を示します。

上記のように、「パターン2」 は7つの各マニューバーを採点して順位が決められます。
他のバターンも、それぞれのマニューバーをつなぐ経路は違いますが、採点方法は同じです。

パターンによっては、8つのマニューバーを含むものもあります。
マニューバーが1つ多い分、得点が高くなる可能性があります。

次回は、レイニングの採点基準を簡単に説明したいと思います。












2011/12/01 22:59:08 | リンク用URL

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