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2011
今日(3月20日)の朝、ニュースで日本の地震による被害と、その後の情報を流していた。
9日目にして救助されたおばあさんとそのお孫さんの事、
福島原子力発電所の放水の様子
それにかかわった消防署の責任者とのインタビュー内容、
野菜、牛乳、水の放射能汚染が始まっていることなど・・・。
どれも数秒間の映像だった。
被災当時2日間ほどアメリカのCNNニュースで終日報道していたときより、
だいぶ見ている者にとって安心感を与えるような印象だった。
まだあの悲惨な出来事から9日しか経っていない。
だけど、9日間でニュースの内容は以前の衝撃的で沈痛な趣がだいぶなくなっていた。
報道を手がける人達や、実際に被害を受けた人達、それに現場で救済すべく働いている
人達の気持ちの均衡がとれてきたためなのだろうか。
日本からもメールなどでその人達が、各々の状況下でどのように生活しているか、
またどのように思っているのか知らされることがある。
アメリカのニュースから受ける感覚より、やはりもっと身近で差し迫る感じがする。
細部にわたり、その内容から今の日本の状況を察することができるからだ。
今回の災害は、自分で実際に経験していないことだからいい加減なことは言えない。
だけど、誰の人生にも大変な思いをする局面があり、
どの国にも人災天災を含め、乗り越えて行かなければならない時代がある。
起きてしまったことはどうしようもない。
それを嘆いてふさいでいるのも自由、悲しい人達は抱き合って泣いて慰め合えばいい。
この困難を乗り越え、また新たに立ち上がろうと一歩ずつ歩いて行ける人は、
そうしていけばいい。
日本が迎えた戦後最大の困難な状況、
・・・と正確な言葉は覚えてないがそう表現されていたような気がする。
この困難を少しでも早く、ちょっとずつでも良い方向へ持っていくには、
それぞれの人達がそれぞれに置かれた状況で最善の対応はなにかを考える。
そして、それにそって行動していくことではないかと思う。
1人1人の小さな前向きな気持ちや行動が、
大きな力となって動いて行くのではないだろうか。
日本人は数々の天災、人災から不死鳥のように立ち上がってきている。
昔、アメリカへ日系1世として渡った人達は、人種差別にも負けず、
コツコツと真面目に働き努力をしてここ(アメリカ)で認められてきた。
日本を離れている私にとっては、日本人でありながら
こんな形で日本のことや日本人をとらえることしかできない。
だけど日本を離れてあらためて、日本の素晴らしさが分かる時が多い。
そんな人間が感じる事だと思って欲しい。
きっと今回の大惨事も、他国が感心するような回復ぶりを日本はしていくだろうと。
そして、高い精神性をもった素晴らしく美しい国としてまた蘇り、
この経験を世界に生かせていける民族だということだ。
2011/03/21 0:56:35 | リンク用URL
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