アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Mar

09

2011

リードチェンジの落とし穴 A (by みどり)

確定申告がやっと終わりました。
このすっきり感、最高です!!
すみません・・・、脱線はこれくらいにして前回の続きを書きます。(苦笑)


さて、それでは勝手にリードを変えてしまう馬の矯正方であるが、

ライダーの意に反して馬がリード(手前)を変えてしまった場合、
その場ですぐさま手綱を引いて馬を止める 
(この時はウォーというかけ声はしない)

次に、リードが変わる前にしていた方向へしっかりと大きくサイドステップ(横歩)をさせる。
新たに今までしていたリードで駈歩発進をする。
(例えば右リードから左リードへ変わってしまった場合、
馬を停止させた後、すぐに左脚により右へサイドステップ(横歩)をさせる。 
この時、手綱をピックアップして肩と頭のコントロールを忘れないように。)

意図しないのにリードが変わった場合、この方法を何回か繰り返していると、
ほとんどの馬は今までしていたリードをキープするようになる。

その他、リードチェンジのためによい運動としては、カウンタキャンター(反対駈歩)がある。

一つの方法として、リードを変えずにやる8字乗りがある。
左回り、右回りのサークルを同じリードを持続して行う運動である。

これをするときは、必ずリードに対しての外方脚で馬のヒップ(腰)を押し続ける。
(例:右リードであれば、左脚)
この時のリードに対しての内方脚(右)は、充分馬体から離すようにする。

また、センター(サークルの接点)で若干、直線を入れるとよい。
これも、サイドステップの時と同じように頭と肩のコントロールしながら行う。

正手前になった方向へは普通の脚の位置、状態で、ロープ(駈歩)する。
馬がきちっとアライメントを保つようであれば、
頭と肩のコントロールを解除して楽にさせてロープを行うのもよい。

ライダーが脚の扶助を与えないのに、馬がリードを変えてしまう場合、理由はいくつかあるが、
ほとんどがアライメントをくずしたために起こる。

それを防ぐための一つの方法として、カウンタキャンターを正確にやることによって
馬の動きに柔軟性を作る事ができ、また脚の扶助を正確に理解させる助けにもなる。

(次回に続く)

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2011/03/09 1:51:19 | リンク用URL

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