アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
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Feb

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2011

リードチェンジの落とし穴 (by みどり)

レイニングのマニューバーの中で一番不安なのはリードチェンジだと思っている選手は沢山いると思う。
駈歩をしている馬の上で左右の脚を使い分けなくてはならず、何回も練習したいというのが乗り手の気持ちだろう。

されどやっかいなのは沢山の練習の結果として、
馬が勝手に運動中にやってしまう様になることがある。
 
そしてそれはなぜか競技中に起こりやすい。

そういったことを防ぐためのいくつかの方法があるので、試して頂けたらと思う。

* 頻繁に行わない

リードチェンジはライダーにとって練習を繰り返したいマニューバーだが、極力それは避けるべきである。
リードチェンジを覚えた馬に対しては、日頃の運動をするときに馬のアライメントに気を付け、充分推進を伴う運動を行えば、リードチェンジの訓練はほとんど必要ないと言える。

* センターで行わない

リードチェンジをクラブや競技会場で調整中に行うときの注意点である。
競技でパターン走行中はセンターで行うリードチェンジだが、それ以外はセンターでしない。

馬は馬場の位置で運動を記憶する能力があり、
センターでリードチェンジすると覚えると扶助を使わなくても変わってしまうことがある。
どうしてもセンターで行っておきたいときは、センターのポイントを中心としてなるべく長い直線を描くようにし、
リードチェンジをした後は直進させて止める方法がある。
(・・・が、やはりセンターではやらない方が無難である。)

* リードチェンジの後に新しいリードの方へガイドしない

リードチェンジはそのものを単独の動作とし、進行方向とは結びつけないよう馬に理解させる必要がある。
リードチェンジと進行方向は全く別のものと認識させないと、
ガイドをしたときに器用な馬はリードを変えてしまうからである。
また、このような動きは馬の肩のコントロールを後に難しくさせる。



私の悪い癖で文章が長くなりがち (研修生から指摘された、涙)
説明が難しい (やはり研修生から指摘された、涙)
されど、きちっと説明しようとすると避けられない。
乗馬は一筋縄ではいかないのが常である。

続きは次回に・・・・。
今度は勝手にリードを変えてしまう馬の矯正の仕方を書かせて頂ければと思う・・・・。

IMG_0121.jpg

2011/02/27 7:22:03 | リンク用URL

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