アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

2024.November

Sun

Mon

Tue

Wed

Thu

Fri

Sat

     

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

Backnumber

Image Index

みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Nov

22

2010

レイン♪レイン♪レイニング〜 (5) (by みどり)

アメリカ大陸へ移動してきた開拓者たちは17世紀から18世紀にかけアメリカ東部の植民地化をすると、19世紀には東部から更に新天地を目指して西へと移動していきます。 

この西部開拓時代にも従順で頑丈な馬を求めて品種改良は行われ、アメリカ東部でサラブレッドと在来馬の交配でできた品種をアメリカ南西部に生息していた馬達に交配しました。

南西部に生息していた当時の在来馬ももとはヨーロッパから持ち込まれたものでした。
(レイン♪レイン♪レイニング〜(4) 参照)
それらはムスタングと呼ばれ、ヨーロッパからの持ち込み馬が野生化したものやインディアンがそれらを家畜化して増えたものでした。

アメリカ東部で品種改良された馬と南西部に生息していた馬を交配させてできた品種は、牛の移動の時など自分の役割を本能的に知っている(cow senseがある)馬と重宝がられ牧場作業に多く使われるようになりました。

このようにアメリカ大陸発見と共に広大な土地を開拓するために、後にクォーターホースと呼ばれる種類の馬が沢山生産されていきました。

その改良にはサラブレッドが深く関与していますが、1940年にAQHAが発足されクォーターホース種の血統管理をするようになってからは、サラブレッドとの交配を許可はしているもののそれらの子孫はAppendix American Quarter Horse として登録し従来のクォーターホースとは区別するようになりました。

AQHAが公認しているウエスタンの競技種目の中に、レイニング、カッティング、ワーキングカウホース、プレジャー、トレイル、ホースマンシップ、ホルタークラスなどがあり、ロデオ系の競技としてはカーフローピング、チームローピング、バレル、ポールベンディングなどがあります。

これらの競技内容のほとんどは、アメリカ西部開拓時代から今現在でもまだ行われている馬と共に行った牧場作業やそれに関係する動きが競技化されています。

ウエスタン競技の中にはクォーターホースだからできるというような内容も多くあり、彼らの特筆すべき特徴の従順さ、利口で温厚な性格や、運動能力に優れ丈夫な性質が活かされています。

100_0682.jpg


100_1103.jpg



2010/11/22 23:01:49 | リンク用URL

Page Top