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05
2010
アメリカは広い国なので、レイニングの競技会を開催するときはいくつかの地域ごとにNRHAの傘下として無数の協会が活動しています。
ノースカロライナは、Southeastern Reining Horse Association という名前でレイニングの競技会開催を行っています。
今年最後のSoutheastern Reining Horse Association の競技会は10月28日〜31日の期間で行われました。
会場はグリーンウエイランチからは車で1時間半のウイリアムストンにあるBob Martin Agriculture Center という所で、今回の Carolina Fall Classic & ABI Futurity が開催されました。
4日間の開催中にノンプロクラス、オープンクラス、ユースを含め様々なレベルのクラスがありますが、やはりメインイベントは土曜日の夜にあるオープンクラスフチュリティー (3歳馬のクラス)です。
ちょうど良い機会なので日本からのお客様、研修生と一緒に観戦に行ってきました。
競技場へ到着したときはノンプロクラスのフチュリティーが行われていて全部で29エントリー、去年より小さめです。
それが終了して表彰式、整地が終わり7時からオープンクラスフチュリティーが開始されました。
パターン7のランイン(駈歩入場)パターンでテンポ良く次々と走行は進みます。
去年は終了が夜中の2時過ぎとなったため、今回は早回し作戦をとったのでしょうか。
前のエントリーを演技終了後退場させずゲート手前に待たせて次の人馬がランインします。
オープンクラスのエントリー数は59走行でなかなかのサイズです。
その中にショーンフロリダが3頭エントリーしていました。
去年、彼は来ていませんでしたが、今回はお客様を伴っての観戦なので生の走行を見てもらえるチャンスがあってグッドタイミングでした。
ショーンの他にも素晴らしいライダーが沢山いましたが、
「優勝はショーンフロリダで決まりだと思う。」
と予言?したとおり3頭の馬達を1位、2位、3位に入賞させてしまいました。
それも3位の馬は4位に3点もの差をつけての結果でした。
ちなみに彼の出したスコアは3頭とも平均すると75点以上です。
夏前にあったキャロライナクラッシックダービーも赤子の手をひねるように優勝をさらっていったショーンフロリダですが、彼の快進撃は勢力を弱める気配がありません。
まったくもって「怪物」だと思いました。
人知れず努力しているのでしょうが、それにしてもこれだけトップレベルを何年も維持している選手は珍しい・・・、あまりにも強すぎます。
早くも11月に入り今月末からオクラホマで始まる1年の内で一番大きなレイニングの競技会は果たしてどのような結果となるのか、どのような血統の産駒が活躍するのか、今から楽しみです。
2010/11/05 6:10:17 | リンク用URL
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