アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

2024.November

Sun

Mon

Tue

Wed

Thu

Fri

Sat

     

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

Backnumber

Image Index

みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号) みどりのThat’s録・(馬旅2020年 No. 05号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Oct

24

2010

レイン♪ レイン♪ レイニング〜 (4)

クォーターホースはヨーロッパ各国および日本をはじめとするアジアにも沢山輸出され、世界的にポピュラーになってきましたが、彼らの起源はどのように始まったのでしょうか。

クォーターホースはアメリカが原産の馬ですが、古代もとから北アメリカで生息していた馬の祖先は原因不明で約1万年前に絶滅したと言われています。 

それからというもの16世紀の始めにヨーロッパ人によりアメリカ大陸が発見されて、それを期に馬が持ち込まれるまで、意外なことにこの広大な大陸に馬は存在していませんでした。 
(アメリカ大陸発見についてはいくつかの説があります。今は全米どこに行ってもありとあらゆる種類の馬を見かけることができ、馬が生息するのに環境が適しているためこれはちょっと信じられないような話でした。)

約500年前にヨーロッパから新大陸(アメリカ)へ持ち込まれた馬は人々が大陸を去るときに放置されて野生化し、またネーティブアメリカン(インディアン)によって家畜化されるなどしてその数を増やしていきました。

17世紀にアメリカへ渡り東部海岸を植民地化したイギリス人は、持ち込んだサラブレッドをインディアンが繁殖させた在来馬(もとはヨーロッパから持ち込まれた馬)と交配して新しい馬の品種を作りました。

それらの馬達は小型で俊敏俊足なおかつ丈夫なため、平日は使役に週末はスピードを競うレースに使われるようになりました。

当時の競馬をするために使われたコースはイギリスの伝統的な競馬場とは全く異なり、道路や開けた平地などを利用して、距離は短く直線でした。

このような「競馬場」でサラブレッドと在来馬を交配してできた品種は、短距離(1/4マイル)でサラブレッドと競わせると断トツに速く、これが後にクォーターホース(英語でクォーターは1/4という意味)という名前の由来になっています。

サラブレッドは現在のクォーターホースの基礎を作るにあたり多く貢献していて、その中にはサラブレッド3代始祖の1頭ゴドルフィンアラビアンをおじいさんに持つ馬Janus,(1746年生まれ)もいたそうです。

Janus は1756年にアメリカへ渡り、この馬を始めとしたサラブレッドの血は後にクォーターホースと呼ばれる品種の改良に重要な役割を果たしました。

(参照 American Quarter Horse)

(どことなくサラブレッドの面影があるクォーターホースです。)

100_0543.jpg

2010/10/24 21:00:06 | リンク用URL

Page Top