アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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May

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2017

みどりのThat's 録 (7年ぶりの祖国)

2017年2月

自分でブログのタイトルを付けながら
「7年ぶりの(祖国)」 はニュアンスが重くて(ないだろう)、と可笑しかった。
だけど、今の私にとって日本へ帰ることは一大事・・・とにかく大変なのだ。

昔、アメリカと日本の行き来が船だった時代に、
移民で渡米した日本人はこんな気持ちになったのではないか、
と想像できるほど日本は遥か遠くにある。
帰りたくても帰れないわが祖国。
今のスピード時代に似つかわしくないノスタルジックな感情を日本には抱いてしまう。

ただ今回は、ホームシックで帰国したいだけではなく、
日本での公的手続きなど差し迫った理由もあった。

けれど、15頭の馬たちを置いていくことや、
様々な牧場のメンテナンス作業などを考えると
そう簡単に旅立つ勇気もなければ状況も揃わない。

去年12月にそんな苛立ちをブログにしたが、
その時はまさかその2か月後に帰国のチャンスが訪れるとは思っていなかったので、
人生とは本当に不思議だ。

私には、ギリギリのところで必要な物や状況がもたらされる、
どうも自分の軌跡を振り返るとそんな感じがする。
(天が)頑張っているようだからそろそろこれを与えよう、
と決めてそれが降って?来る感じがする。

今回も、(牧場を空けられるのはいつかなぁ・・・)と半分諦めの気持ちでいたら
宇良さんが訪れ、今は馬達を任せられる頼もしいスタッフに成長してくれた。

そして、宇良さんとさほど変わらない時期にテリーが調教を手伝うことになり、
間もなく装蹄師のBJが愛馬を預託してきて、彼も頻繁に牧場へ訪れる。
留守中に宇良さんをサポートしてくれる、そんなプロの存在は心強い。

宇良さんが日本人一人で心細くなるといけないと思い、
去年、研修で訪れたアカネコさんに声をかけたら快い返事が返ってきた。

馬と牧場を任せられる人たちが4人揃い、
その顔ぶれはすごくバランスが取れた集まりで、安心して牧場を空けられる! 
・・・と思い自分にGo!サインを出すことに・・。

・・・そして、牧場に乾草を届けてくれるジミーおじさん・・。
トラクターがエンストしたり、水道管が漏れたり、その他牧場を機能させる上で
必要なものがトラブったときはいつでも助けてくれる、優しいご近所さん。

ジミーおじさんに、2週間里帰りをする事を伝えたら、
何かあったら 「Help!」 とだけ(電話で)言えばすぐに来るから、
宇良さんにそう伝えるように、と言ってくれた。
なんとありがたく、嬉しい言葉だろう。

そんな皆の存在にすっかり安心した私は、
せわしなく旅行の段取りを組むことにした。

イライラするほど何年も滞っていた状況が突然トントン拍子に流れ始め、
日本へ向かって幸先の良いスタートにワクワク心を弾ませることに・・・。

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(出発前に撮影。 日本帰国を実現させてくれたありがたい仲間たち。
左から宇良さん、アカネコさん、BJ,テリー)

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(そしてジミーおじさん。(研修生と一緒に2014年撮影)
いつも優しく牧場の事を見守ってくれる心暖かく頼もしい近所の農家さん。)










2017/05/18 3:56:45 | リンク用URL

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